満員御礼! 夫婦のための子育て法講座 [月曜日担当:庄本] | 教育研究所ARCS - 独断的教育論 -

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教育現場のプロ3人衆による本音トーク

先日日曜日、柏のクレストホテルで教育研究所ARCS主催の講演会を開催しました。
その名も「夫婦のための子育て法」。2014年はこれまでに「お母さんのための子育て法」「お父さんのための子育て法」と題した講座を開催してきましたが、今回の「夫婦のための~~」をもって一段落となります。
シリーズの最終回ということもあり、さらには久々の秋晴れにも恵まれて、140名近くの方に来ていただくことができました。
タイムリーでもありますので、今日はこの会の内容を簡単にレポートしてみたいと思います。



妻の4つのタイプ、夫の4つのタイプ

会の最初にミニ性格診断をしてもらい、設定されたタイプのどれに当てはまるかを確認してもらいます。たとえば「バリバリ仕事型」「冷静分析型」など4つのタイプが妻・夫それぞれにあり、タイプそれぞれに良い面・悪い面が設定されていますが、皆さんお互いに相談しながら、ときには「そのタイプじゃないでしょ」と笑いながら取り組まれていました。



4×4=16通りの組み合わせ

それぞれのタイプを組み合わせると16通りの組み合わせができます。この16通りのパターンはある特定の傾向を持ちます。たとえば「バリバリ仕事型」のお父さんと「心配不安型」のお母さんの家庭の場合、お母さんはストレスを抱えやすくなってしまう可能性があります。このように、パターン特有の問題を我々講師が解説していきました。時折少しカゲキな発言も飛び出しますが、それもARCSの講演会ではおなじみです(笑)



夫婦で子供を育てるうえでのヒント

組み合わせの特性を話しながら、「ではどうすればよいのか?」という解決策の部分をお話ししました。ただし、具体的な「How to」ではありません。具体的な行動はそれぞれの家庭の状況によって異なりますから、誰にでも当てはまる魔法の行動などないのです。それよりも、親自身が持つ性格の傾向を「認識すること」。これが最も重要な対策であることをお話しして会は終わりました。



今回の会でお話しした性格のタイプは決して「学問」ではありません。あくまで代表管野のこれまでの経験を元にお話しています。しかし、日々の生活の中で「当たり前」になってしまっている保護者の方の行動や性格を改めて見直す切っ掛けにはなったのではないかと思います。

ARCSでは今後も様々なイベントを開催していきますので、是非是非お気軽にご参加くださいね。