オリンピック


その予選問題には簡単なものから難しいものまであるのですが、難しい問題は単に複雑で難しいのではなく、「そんなこと考えたこともなかった!


さて、いかがでしょうか。これは私もなかなか悩みました。
が、ある状況を想定することで答えにたどり着くことが出来ました。
ちなみに、いろんな人にこの問題を見せて考えてもらった(職場には理系のエキスパートがたくさんいるので)のですが、物理が得意な人ほどハマっていました

「えーと、運動方程式を立てると…ブツブツ…

みたいな感じでいっこうに結論が出ないという。
多分そういった正攻法なやり方でもいけるのでしょうが、私はあまり物理の計算が得意ではないので、まったく違う視点でやってみました。
それは、「思考実験」。科学の基本法則をもとにして、頭の中だけで行う実験です。
実際に試すことが難しい実験に対して有効で、「アキレスと亀」「アインシュタインの相対性理論」などが有名です。
この実験そのものは実際に試すことが出来ますが、「私の想定した状況」では簡単に実験することはできないでしょう。
その状況とは…
「自分も一緒に落下しながら、この箱やボールを眺める」ということ。出来れば、地上からかなり高い位置にある止まったエレベーターの中で私がこの箱を持っていて、急にのワイヤーが切れてエレベーターは落下し始める。そして、驚いた私は思わず箱から手を離して実験開始…と。
まあ、こんな設定なんで実際にやったらマズイわけです(笑)。
さて、この状況で考えると何か見えてくるものがあるはずです。
ということで、答えは来週!皆さんも考えてみてくださいね。

