
学校側がタジタジになってしまうような場面がある一方で、それを真摯に受け止めて下さって実際に改善してくれたりする姿は、真に保護者の方に響いています。
今年は10月にそのイベントがあるのですが、来年からは教育研究ARCSが主催ということで、今年はその移行期間としていろいろと実験的な試みができたらな、と思います。
その試みとして現在決まっているものの一つは「高校側へのプレゼンアドバイス」です。こう言ったら失礼かもしれませんが、大抵の場合は高校側の説明はつまらない!
単調である、良いことしか言わない、真面目すぎる…など原因は多岐に渡ります。そしてたまに話の上手い先生がいるので、いよいよそのつまらなさは際立ってしまうのです。
ということで参加する先生方には「最近の保護者が何を聞きたいか」「効果的なプレゼン」などを前もってお伝えしておこうというわけです(上から目線で申し訳ないですが…)。
で、もしかしたらそれに関連するヒント

この中の人気企画「自作自演インタビュー」というのが面白い!

これはゲストのタレントや芸人が、自分に関するインタビュー内容を全て考えて演ずるというもの。「ちょっと自慢したいんだけど、なかなか質問してもらいないこと」とか「みんな誤解しているけど、実際はこうなんだよ」というような内容を盛り込んでいます。
インタビュアーが「実は○○さんの○○が今すごく人気で売れていますよね」と言えば、本人が「いやいや、たまたまよいタイミングだったんですよ

思わず笑ってしまうのでぜひ見てほしいと思います。
で、ここまでとはいかずとも、私立高校説明会に何か応用できないかと、そんなふうに考えずにはいられなかったわけです。
高校側としても、バラエティ化してしまうのは品位を損なう、みたいな心配もあるでしょう。しかし、見習うべき点はあると思います。いろんなツールで様々な情報が取得できるこの時代において、「見せ方」とか「説得力」というのは、何においても大切になってくるからです。
新たな発想やアイディアというのもとても重要ですが、同僚や上司を説得してその企画を通すプレゼン力が弱ければダメだし、内輪を説得できなければ外部の顧客に振り向いてもらうことなど到底かなわないでしょう。
そこにきて高校側が、「人間力や表現力を高めます」と、何の演出もなしに淡々と述べても、それこそ説得力がないと言わざるを得ません。
私立高校説明会は全部で6時間にも及ぶ長いイベント。飽きさせない工夫、来てよかったと思わせる説得力



10月、皆様よろしくお願いします!

