一つ前に使っていたスマホは、充電するときに本体に直接プラグを差し込むタイプでした。
自宅でまったりとしながら、プラグを刺したり抜いたりしてスマホを操作し続けた結果、とうとう本体側の接続部のピンが曲がってしまったのです。


ということで、昨年ひさしぶりに機種変更をした際には、写真のような‘置けば充電される’タイプのものにしました。しかもこの機種のウリはバッテリー消耗が少ない

フェイスブックにて自分の活動をアピールしたりして、教育研究所ARCSをひろめていくのも仕事の一つなので、携帯の充電は生命線です(充電器持ち歩けば?というご意見、ご指摘、ごもっともです!しかし私はこんなかさばるもの、持ち歩きたくはないのです)。
毎日充電してから自宅を出るのですが、たまに忘れてしまう日も。しかし1日ぐらいは大したことはありません。バッテリー長持ちがウリですからね。
ところがつい先日、2日続けて充電しなかったことがありまして…。
正確には、2日目は充電したつもりが、されていなかったということなのですが。
よくある原因は「本体がしっかり置かれていなかった」という場合。
本体を横倒しにして、写真にある充電器中央の突起というかカバーのようなものに、「カチッ」という音がするまではめ込まなければなりません。
そのような‘ありがちな失敗’は、数を重ねてもう失敗しない習慣はつきました

では今回、どのような失敗だったのか。
まあ、軽く予想はつきますよね。
はい、コンセントが抜けていた


さて、なぜこんなどうでもイイ話をしてきたかと言いますと、これは深めていったら大きな問題提起につながるのではないかと思ったからです。
コンセントが抜けていた、という失敗は私の中では数少ない経験しかありません。そうなると、その失敗は「割とレアな失敗」の範疇に入れられます。
そして、未知の失敗というものも考えられて、例えば「本体はハマっているし、コンセントも大丈夫、でもたまたまブレーカーが落ちていた」みたいなもの。
これはもう「想定外」の範疇に入るでしょう。
「よくある」「レア」「想定外」という順に発生頻度が低くなるので、どうしても普段気をつける部分は発生頻度の高いものに特化しがちです。
そういう意味では、普段の生活で何かがうまくいく、成功するときの多くは、単に「レアな失敗、想定外の失敗が発生しなかった」という確率上の話に過ぎないのではないか。と、私は言いたいのです。
では、何かを完璧に成し遂げるとき、確率的にほぼ起こりえないようなものまで想定して、転ばぬ先の杖をつかなければならないのでしょうか。
いえ、そんなことはないと私は思います。
実に単純な一つのことに気を付ければよいだけなのではないでしょうか。
そして今回の場合、私は明らかにそれを怠っていたのです。
それは、何か。「充電中であることを示す、本体上部の赤ランプ点灯」の確認です。
赤ランプが点灯していたら、それは充電成功中を意味します(ずっとチェックしているわけにはいきませんが)。
そんな簡単なチェックをしないで、やれ本体がハマっているかとか、コンセントが抜けていないかとか、さらにはブレーカーが落ちた状態になっていないか、など事前準備ばかりに神経質になっても意味はありません。
身近なものに例えるなら、部下に仕事を任せるとき、最初は事細かにアドバイスをしたけれど、その後はまったく進捗状況をチェックしない、というのと同じです。
つまり‘丸投げ’ってやつです。
そういうふうに放置しておいて、いざ出てきたものを見たら散々…となれば自業自得ですよね。
逆に言えば、割といい加減なスタート段階でも、「今のところどう?うまくいってる?」などと声をかけてコミュニケーションをとっていれば、そのつど問題点を浮き彫りにさせて修正していくことが可能です。
…というようなことを考えながら、残り27%のバッテリーで一生懸命フェイスブックを更新しております!ぜひご覧ください。
■□■□■□■□■□ イベント情報 ■□■□■□■□■□
『今の子どもたちにはこんな父親が必要だ!』
2012年に開催し大好評だった「平成父親塾」。
今回はさらにパワーアップして第2弾をお送りします!
講 師:管野淳一(教育研究所ARCS所長)
ゲスト:鈴木久夫(塾クセジュ代表)
日時:2014年7月5日(土)19:00~21:00(開場18:30)
場所:アミュゼ柏・クリスタルホール(千葉県柏市柏6丁目2番22号)
イベント申込み締切日:2014年7月4日
http://arcs-edu.com/event.html

