「昨日の自分よりも成長し、目的を達成するための実践」

のひとつとして、図書から学んだことを実践していこう

 

 

本日は12月9日

理念と経営2025年12月号より
「特集」

早稲田大学商学学術印
教授
清水 洋(しみずひろし)

 

 

 TODAY'S
 
共創は、“未来”に挑戦する経営者の強力な武器

国際シュンペーター学会が主催し、2年に1度、極めて優れたイノベーション研究 に送られる学術賞「シュンペーター賞」。
 日本人で2人目の受賞という 快挙を成し遂げた清水教授は、 中小企業によるオープンイノベーションと共創をどう見ているか。
P24抜粋

ポイント(要点の核心)

■ 1. オープンイノベーションの本質

  • 自社だけの研究開発に依存せず 外部の知識・技術・ネットワークを取り込む 発想。

  • テクノロジーが複雑化し、1社では変化に追いつけない時代に不可欠。

■ 2. イノベーションは「試行回数×外部資源」で決まる

  • 社内だけで試行回数を増やすのは限界。

  • 他社の投資成果・実験結果を“借りる”ことで飛躍的に可能性が広がる。

■ 3. 共創は「知の補完装置」

  • 他者とつながることで、

    • 見えなかった市場ニーズに気づく

    • 新しい技術・視点を獲得

  • 結果として 自社だけでは届かない世界が見えてくる。

■ 4. 中小企業こそ共創向き

  • 「資源が少ない」=「一点集中して他者と結びつく力が強い」

  • ニッチ技術、地域ネットワークは大企業にはない武器。

  • 大学・自治体・海外スタートアップとの連携も大いに可能。

■ 5. 共創成功の3条件

  1. 自社の強みを明確化すること

  2. 成果を急がず、信頼構築を数年単位で行うこと

  3. 特許・展示会などで“見つけられる存在”になること

■ 6. 鍵は「相手のボトルネックを見抜き、解消する力」

  • 共創は「自社商品が良いから」では成立しない。

  • 相手が抱える問題(ボトルネック)を自社が解決できるかで決まる。

■ 7. 共創が機能する組織の条件

  • 心理的安全性

  • 風通しのよい環境

  • 社外ネットワークを広げる習慣

  • 経営者の「つなげる力」


結論

共創とは、未来に挑戦する経営者が持つ“最強の武器”である。
自社の力だけでは到達できない世界に到達するための“ショートカット”であり、
外部との補完関係がイノベーションの源泉となる。


自社への活用

 


① 自社の「強み」を棚卸しし、相手のボトルネックと掛け算する

 


② 長期視点の関係づくりがあなたの特性とマッチする

 


③ 地域ネットワーク(大学・自治体・企業)を“見つけてもらう仕組み”にする

 


④ 「仕掛け人」としての旗を掲げる