「昨日の自分よりも成長し、目的を達成するための実践」

のひとつとして、図書から学んだことを実践していこう

 

 

本日11月10日

 

理念と経営2025年12月号より

 

 

社長力

 

 

 TODAY'S
 
逆境を善用する気構えを持て

 

時代は大きく変化しています。しかし、備えあれば憂いなしです。佐藤一斎の説く「順境に居る者は、宜しく逆境を忘れざるべし」の心構えが必要です。社長力とは順逆に左右されない力のことです。この時代には特に必要です。

P30抜粋

 

ポイント(要点の本質)

■ 1. 「順境・逆境は存在しない」

  • 逆境はチャンス、順境は慢心を生む。

  • 経営者の力とは、環境に左右されない「社長力」。

  • 逆境を活かした企業・個人だけが成長する。

■ 2. 与えた分だけ受け取る「エマーソンの法則」

  • 日本が築いた明治の繁栄 → 戦争の敗北として“支払い”がきた。

  • バブルの好景気 → バブル崩壊として“支払い”がきた。
    成功には必ず代償があり、代償を払う覚悟がなければ成長は続かない。

■ 3. 歴史から学べる3つの教訓

  1. 得意になると敗北する

  2. 逆境を利用した者だけが再起する

  3. 働くことは悪ではなく、社会を支える行為である

■ 4. 松下幸之助の精神

  • 「赤字は罪悪」

  • 「働いて、働いて、働いて、人を助ける」
    戦後日本を支えた経営者たちは、逆境を恨まず、行動で未来を切り開いた。

■ 5. 中小企業こそ日本の土台

  • 苦しくても底辺の仕事を支え、国家を支えている。

  • 下請けの厳しさ、人材不足、価格交渉の不利…。

  • それでも中小企業から大企業へ成長した例は多い。
    中小企業は日本経済の背骨。


結論

経営とは「順逆を超える力」を持つこと。
逆境を利用し、順境を恐れ、淡々と善い積み重ねを続けた者だけが未来をつくる。

成長を阻むのは環境ではなく、経営者の心の姿勢である。


自社への活用

 


① 「逆境を使う」戦略にする

例えば:

  • 人口減少 → 移住支援・地方価値の再編集で新市場

  • 不動産の長期空室 → リノベ×外国人支援で差別化

  • 伝統工芸の衰退 → 多言語化・EC化でグローバル市場へ

  • 中小企業の人手不足 → DXと標準化で効率化

「逆境は材料」という経営思想は、あなたの方向性と完全に一致する。


② 「赤字は罪悪」をプロジェクト経営に導入

  • プロジェクトごとの採算

  • 小さく回し、学びを大きくする

  • トライ&エラーを高速化する

“量子思考の小さな実験”を複数並列で回すことが、リスクを最小化し成長を最大化する。


③ 中小企業の底力=自分の地域の底力

 

  • 基本の仕事(地道な現地調査、SNS更新、多言語資料作成)

  • 地域の職人支援

  • 外国人対応の仕組みづくり

これらが「地域を支える土台」となり、
結果として「東京からうらやましがられる地域づくり」の基盤となる。


④「順逆に左右されない社長力」を事業テーマに置く

  • 事業の柱を複数にする(分散戦略)

  • 不動産 × コンテンツ × 伝統 × インバウンド

  • どれかが逆境でも、どれかが順境になる設計