「昨日の自分よりも成長し、目的を達成するための実践」
のひとつとして、図書から学んだことを実践していこう
本日は10月14日
理念と経営2024年10月号より
PHP研究所客員
谷口全平(たにぐちぜんぺい)
人材を得るための基本は敬意と感謝
「事業は人なり」ということがよくいわれる。これはお 互いの事業体験からいっても、まったくその通りだと思 う。事業は人を中心として発展していくものであり、そ の成否は適切な人を得るかどうかにかかっている。
P54抜粋
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事業は人なり: 松下電器の成功は、創業者の理念を理解し支えた人々の存在が大きい。
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敬意と感謝: 幸之助は従業員や関係者に対する感謝の心を常に持っていた。この感謝が人材を引きつけた。
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経営理念の浸透: 経営理念を明確に示し、全従業員に浸透させることで、企業全体が一丸となって発展。
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共同創業者の存在: むめの夫人や高橋荒太郎氏のような重要なパートナーが、創業者を支え続けた。
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感謝の表現: 慰霊塔の建設や法要の実施など、感謝の気持ちを具体的に表現し続けた。
結論:
松下電器の成功の背景には、人材に対する敬意と感謝の心があり、それが強力なチームを形成し、企業の成長を支えた。経営者として、適切な人材を得るためには、感謝と敬意の心を持ち、それを具体的に表現することが重要である。
感謝の心は、見返りを求めず純粋に持つべきものです。何かを期待して感謝するのではなく、ただその存在や努力に対して心からの感謝を捧げることが重要です。それが、本当の意味での感謝の力です。