「昨日の自分よりも成長し、目的を達成するための実践」

のひとつとして、図書から学んだことを実践していこう

 

 

本日は12月29日

理念と経営2025.12月号より
箕面・学問の道「時習堂」 館長 北山顕一啐啄同時(そったくどうじ)

 

 

 

リーダーが学ぶべき四字熟語

ポイント(要点整理)

① 啐啄同時(そったくどうじ)の本質

  • 内側(本人・顧客・部下)の「成長したい・欲しい」という兆し

  • 外側(指導者・上司・売り手)の「支援・介入」

  • この2つが同時でなければ成果は生まれない

早すぎても遅すぎても失敗する。


② 教育・人材育成への示唆

  • 相手の「今」を見誤ると

    • 早すぎ → 反発・信頼崩壊

    • 遅すぎ → 成長機会の逸失

  • 森信三の言葉

    「相手の心のコップを上向きにしないと、どんな良い話も入らない」

正論よりも、タイミングが価値を決める


③ ビジネスへの示唆

  • 売り手の「良い商品」≠ 買い手の「欲しい状態」

  • 欲求 × 価格 × タイミング が揃って初めて成立

  • **松下幸之助**の言葉

    「商売は懸命な奉仕。良き心が通い合わねばならない」

→ 売り手の論理ではなく、心の同時発火が重要


結論(水平思考 × 量子思考)

水平思考の結論

  • 啐啄同時は「教育論」ではなく
    人間関係・商売・地域づくりすべてに通用する原理

  • 成功とは「努力量」ではなく
    相互の準備状態が重なった瞬間


量子思考の結論

  • 人は常に

    • 準備ができていない状態

    • 準備ができつつある状態
      重ね合わせで生きている

  • 売り手・リーダーの役割は
    「押す」ことではなく「観測する」こと

  • 観測点(兆し)を捉えた瞬間に、最小の力で介入する

👉 啐啄同時とは
量子の「観測タイミング理論」そのもの


自社への活用(実践レベル)

① 営業・マーケティング

  • 売る前にやることは「説明」ではなく兆しの検知

    • 検索行動

    • 問い合わせ内容の変化

    • 価格への質問が出た瞬間

  • 「売り込まない設計」=啐啄同時を起こす導線


② 人材・パートナー育成

  • 教える前に見るべきは

    • 自発的な質問

    • 行動の変化

    • 試行錯誤の痕跡

  • 兆しが出た瞬間だけ、短く・具体的に介入

  • 育成とは「引き上げ」ではなく孵化の補助


③ 地域・プロジェクト運営

  • 地域も人も「準備ができていない時」に外部が来ると壊れる

  • 小さな芽が出た瞬間に、資金・人・言語を投入

  • 仕掛け人は先導者ではなく、触媒