「昨日の自分よりも成長し、目的を達成するための実践」
のひとつとして、図書から学んだことを実践していこう
本日4月30日
理念と経営2026年4月号より

学ぶ者四失有り。
教ふる者必ず之を知る。
ポイント
① 教える側は「学ぶ人の失敗タイプ」を見る
学ぶ人には4つの誤りがある。
- 学びすぎて散漫になる人
- 学びが少なく視野が狭い人
- 理解が浅く安易に済ませる人
- 途中で学びをやめる人
👉 教育とは、相手の不足を見極めて導くこと。
② 知識には「形式知」と「暗黙知」がある
本や講義で学べる知識だけでは足りない。
現場・失敗・経験から得る知恵が重要。
👉 経営は、文字のある本だけでなく、現場という無字の書を読む力が必要。
③ 経営者に最も必要なのは「真摯さ」
ドラッカーは、真摯さの欠如を最も厳しく見た。
能力不足は補えるが、不誠実さは組織を壊す。
👉 幹部選びでは能力よりも、誠実さ・高潔さを見るべき。
④ 学びがなければ徳も偏る
思いやり、知識、正直、勇気も、学びがなければ弊害になる。
例:
- 仁だけ → 甘さ
- 知だけ → 理屈倒れ
- 直だけ → 窮屈
- 勇だけ → 暴走
👉 大切なのは中庸。
■結論
👉 人を育てるとは、知識を与えることではなく、その人の偏りを見抜き、中庸へ導くこと。
経営者や幹部に必要なのは、
「教える力」ではなく、
相手の失を見抜き、長所を伸ばし、短所を救う力です。
■自社への活用
① 人材育成を「4タイプ診断」にする
社員・家族・協力者を見るときに、次の分類で考える。
- 手を広げすぎている人
- 学びが浅い人
- すぐ分かった気になる人
- 続かない人
その人ごとに教え方を変える。
② 自社の幹部・協力者は「真摯さ」で選ぶ
能力以上に信用が大切。
特に任せてはいけない人
- 自分の利益を会社より優先する人
- 学ばない人
- 誠実さに欠ける人
③ 現場から学ぶ仕組みを作る
事業では、現場が最大の教材。
- 記録し、暗黙知を形式知に変える。