石山寺の紅葉と湖南アルプス(堂山)散策 | Archive Redo Blog

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DBエンジニアのあれこれ備忘録

 

紅葉シーズン最終盤。

 

紅葉を見つつ、ちょっと山歩きもしたいと思って、石山寺と湖南アルプス(堂山)に行ってきました。

 

やたらラッピング電車が走っている京阪石山坂本線。

 

”けいおん!”、”ちはやふる”、”成瀬は~”ならわかるんですが、”鳴潮”は...

 

大津や滋賀に関係あるのだろうか?

 

 

 

石山寺に到着。

 

 

 

紅葉はやはり終盤で少し寂しくはありますが、まだきれいです。

 

 

 

石山寺といえば、寺の名前の由来ともなっているこの巨大な硅灰石。

 

石灰岩に花崗岩の熱変成作用が働いてできた石だそうです。

 

 

 

本堂前の紅葉。

 

 

 

本堂(国宝)。

 

平安時代(1096年)の再建で清水寺などと同じ懸造。

 

 

 

紫式部ゆかりの寺でもある石山寺。

 

本堂の傍らには紫式部源氏の間があります。

 

紫式部はこの部屋に参篭し、名月を見て源氏物語の着想を得たのだとか。

 

 

 

多宝塔(国宝)。

 

 

 

境内をぐるっと回っていると、部分的に紅葉ピークのところがありました。

 

 

 

きれいな色づきです。

 

 

 

紫式部像と紅葉。

 

 

 

石山寺で紅葉を楽しんだ後は、湖南アルプスへ。

 

バスのタイミングが合わず、瀬田川を渡って歩いて向かうことにしました。

 

 

 

湖南アルプス、堂山が見えてきました。

 

 

 

石山寺から1時間と15分ほどでアルプス登山口のバス停に到着し、登山開始。

 

新名神高速道路の工事現場を潜っていきます。

 

前に来た2年半前より少し進んだ感はあるものの、まだ工事中。

 

 

 

堂山への登山道の分岐点、迎不動。


反対側に流れる川を渡渉して取り付きます。

 

 

 

迎不動堰堤。

 

 

 

序盤は、このような岩ゴロゴロの谷に沿って登って行きます。

 

このあたりはマツタケ山だそうで、登山道の両側にところどころテープが張られていて入山禁止と書かれていました。

(でも、それってこの先にマツタケがありますよと言っているようなもので狙っている人に対しては逆効果なのでは?)

 

 

 

木に隠れて見えづらいですが鎧堰堤。

 

金勝アルプスにあるオランダ堰堤と同様、明治時代にオランダ人技術者ヨハネス・デレーケ氏の指導の下に造られた砂防堰堤だそうです。

 

 

 

鎧堰堤の上部には広大な堆砂地が広がっていて、山の上なのに不思議な風景を作り出しています。

 

 

 

鎧堰堤の堆砂地を過ぎるとしばらく暗い森の中を歩き、やがて花崗岩の露頭が点在する見晴らしのいい稜線に出ます。

 

堂山山頂(左奥のピーク)も見えてきました。

 

 

 

北東方向には、右手に金勝アルプス、左奥に近江富士が見えます。

 

 

 

滑りやすい花崗岩の登山道を慎重に進みます。

 

 

 

工事中の新名神高速道路。

 

現在の新名神高速道路とのジャンクションが見えます。

 

 

 

堂山にはピークが2つあり、ピーク2から一旦下って岩をよじ登って山頂(ピーク1)へ。

 

 

 

堂山(384m)。

 

アルプス登山口から1時間40分で到着しました。

 

 

 

山頂から見るピーク2。

 

この両ピークの前後は両手両足、あるいはロープを使って這い上るような箇所が多くてアルプス感がありました。

 

 

 

山頂からは大津方面の琵琶湖、そして比叡山から比良山系がよく見えました。

 

 

 

大津の街を少しアップで。

 

 

 

新名神高速道路の先ほど潜ってきたあたりも見えます。

 

いつ開通するのだったか...

 

 

 

今日のおやつは石山寺の門前で買ってきた名物の石餅(栗入り)。

 

栗とあんこの下に白と緑(蓬)の二色の餅が入っています。

 

 

山頂で少しゆっくり休憩した後は、バスの発車時刻に合わせて50分ほどで下山し、ちょうど到着したバスに乗ってスムースに帰路につきました。

 

湖南アルプス・堂山は、隣の金勝アルプスに比べると、少しハードな岩場歩きが多くて怖さを感じるところも少し多めでしたが、距離は短めで3時間程度で歩けるので、ちょっとした冒険気分を味わうのにちょうどいい山ですね。

 

今日はいいお天気で暑くも寒くもなく、石山寺の紅葉も楽しめてよい山歩きになりました。