金剛山春の花探し散策 | Archive Redo Blog

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DBエンジニアのあれこれ備忘録

  


今年は花粉症がひどく、怖くて山歩きに出かける勇気がなかったのですが、どうやらピークを過ぎたようなのでまずは足慣らしにと、金剛山を歩いてきました。

 

5年ぶりの金剛山。登山口にはまだ桜が咲いています。

 

 

  

 

歩き始めると早速春の花がいろいろと咲いていました。

 

タチツボスミレ。

 

 

  

 

ヤマブキ。

 

 

  

 

モミジイチゴ。

 

 

  

 

今日はツツジオ谷を登ります。

 

道標やマークが乏しく、やや危険な箇所もあるバリルートなので、慎重に進みましたが、一ノ滝の巻き道で倒木に視界を遮られて少しだけ道を見失ったものの、すぐ修正して予定通りのコースを登りきることができました。

 

 

  

 

谷沿いでは様々なネコノメソウたちに出会えました。

 

ヤマネコノメソウ。

 

 

  

 

ヨゴレネコノメ。

 

 

  

 

コガネネコノメソウ。

 

 

  

 

そして、一番好きなネコノメソウ、シロバナネコノメソウ。

 

雄蕊の先端の葯が赤くてマッチ棒みたいでかわいい花ですが、少し時期が遅かったのか、赤いのがなくなっている花がほとんどでした。

 

 

  

 

これくらい赤が目立つ開いて間もない花はわずかでした。

 

 

  

 

チャルメルソウも咲いていました。

 

ヤマトチャルメルソウというそうです。

 

 

  

 

ニリンソウもポつりぽつりと咲き始めていました。

 

ほんのりピンクを帯びた花が可愛らしい。

 

もう来週あたりには見頃になっているのではないでしょうか。

 

 

  

 

ヤマルリソウ。

 

 

  

 

倒木の上の小さな森。

 

 

  

 

そして、今日最も観たかった花、サイゴクサバノオにも出会えました。

 

1cmもないようなとても小さな花で、下向きに咲くのでとても撮りにくい。

 

黄色の雄蕊のように見えるものが花弁で、白色の花弁に見えるのは萼片。

 

萼片の基部の紫色がいいアクセントになっていてとてもかわいらしい。

 

 

  

 

沢の上部まで登って行くと少しにぎやかに咲いているところもありました。

 

 

  

 

そして、ツツジオ谷を登り詰めて、千早本道に合流すると、トウゴクサバノオも咲いていました。

 

こちらは上向きに花が咲き、かつサイゴクサバノオよりもよく開いています。

 

 

  

 

トウゴクサバノオの近くに咲いていたこれは、カテンソウかな?

 

 

  

 

キンキエンゴサク。

 

ヤマエンゴサクとは花のすぐ下にある苞葉で見分けられるらしい。

 

 

  

 

純白のシロバナショウジョウバカマ。

 

 

  

 

今日の金剛山で登山口から山頂まで最もよく咲いていたのはミヤマカタバミ。

 

これだけわさわさと群生しているのはあまり見ないかも。

 

 

  

 

今日は花を探しながらゆっくりゆっくり登って、2時間40分かけて山頂に到着。

 

山頂は大賑わいでした。

 

初夏のような陽気で、じんわりと暑い。

 

 

  

 

景色は...めっちゃ霞んでます。

 

 

  

 

金剛桜はまだつぼみ。

 

 

  

 

転法輪寺から左手に少し入ったところにはカタクリが咲き始めていました。

 

 

  

 

葛木神社への道沿いにはハルトラノオも。

 

 

  

 

葛木神社にお参りして、お昼を食べて、帰りは安全第一、千早本道で下山。

 

今日は久々に金剛山ハイキングきっぷを利用して電車とバスで金剛山に来ましたが、もっと混雑するのかなと思いきや、行きも帰りも電車もバスも座れて楽々でした。

 

少し不安だった花粉症も、帰ってからもほとんど症状は出ず。

 

もうこれからは安心して山に行けそうです。

 

金剛山は四季折々、いろいろな花が咲いていて楽しいです。

 

花に詳しい方、道に詳しい方もたくさんいらっしゃって、いろいろ教えてもらえたりもするのもありがたいです。

 

また時期を変えたり、道を変えたりして訪れたいと思います。