少し春らしい暖かさが感じられた好天の日曜日。
冬季特別開園中の六甲高山植物園に春の花を観に行ってきました。
ぱっと見、園内は冬景色。
ですが、各所で春の花が咲き始めていました。
まずはこの時期のこの植物園を代表する花、バイカオウレン。
朝ドラの影響もあって、牧野富太郎先生が生涯愛した花としてよく知られるようになった花ですが、きれいに咲いていました。
セリバオウレンも少し。
フクジュソウもチラホラ咲いていました。
群生していると華やかなんですが、この植物園では数が少ないのがちょっと残念。
セツブンソウもきれいに咲いていました。
花も葉もマットな感じが個性的。
ザゼンソウは咲き始め。
オオミスミソウも咲き始め。
梅なんかもそうですが、開いた花とつぼみの組み合わせ、好きです。
オオミスミソウはミスミソウの変種でミスミソウよりも少し大型で日本海側で見られるそう。
昨年、青葉山で見たミスミソウもそうでしたが、このオオミスミソウも同じ花かなのかと疑うくらいに花弁の枚数や形状に個体差があり、色も白、紫、赤紫と様々。
葉を見ればわかりますが、ただ、ミスミソウ、オオミスミソウ、スハマソウを判別できる自信はまったくありません。
四季折々、様々な花が見られる中でも、春真っ先に山野に咲くこうした小さな花々はとりわけ尊く感じます。
今日はお手軽に植物園でしたが、次は、春の花探しの山歩きにも出かけたいと思います。