六甲アートレッキング2024 | Archive Redo Blog

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DBエンジニアのあれこれ備忘録

 

昨年に続き、今年も六甲山に登るついでに六甲ミーツアートを鑑賞してきました。

 

今日は渦森橋から天狗岩南尾根を登ります。

 

お、立派なタマゴタケ。

 

タマゴの殻を割った直後くらいのものを見てみたいんですが、まだ見たことがありません。

 

 

 

天狗岩南尾根は特に序盤が急登で、ほぼ登り一辺倒のなかなかきついコースです。

 

相変わらずまだ山登りをするには暑く、かなり汗をかきました。

 

約550mほどを1時間20分で登り切り、天狗岩に到着。

 

 

 

今日は少し霞んではいますが、標高769mの天狗岩からの眺望は抜群。

 

大阪方面。

 

 

 

神戸方面。

 

ここまで登ってくると涼風が心地よく、岩の上に腰かけてしばらくぼーっと眺めていました。


 

 

摩耶山の左には須磨アルプスの山々。

 

そして明石海峡を隔ててぼんやりと淡路島も見えます。

 

 

 

天狗岩からは緩やかな道を歩き風の教会へ。

 

今回は無料作品だけでなく、風の教会エリア(風の教会、六甲山芸術センター、旧六甲スカイヴィラ)のみ単館券(1,000円)を購入して有料作品も鑑賞してみました。

 

 

 

風の教会は毎回注目の会場。

 

 

 

今回は六甲山に所縁のある素材を用いて作成された小品が壁や椅子などにちりばめられていました。

 

 

 

光や風を感じる静謐な空間をそのまま生かしたとても贅沢な展示です。

 

 

 

独特な雰囲気を持つ大きな空間なので、大きな作品を作成したい、観てみたいとついつい思いがちなところですが、こういう空間の使い方もありですね。

 

 

 

六甲山芸術センターでは、1F~5Fまで1フロア1アーティストで作品が展示されています。

 

 

 

各階ごとに雰囲気がガラッと変わるのが面白いです。

 

 

 

各フロア、2~3部屋に分けて作品を展示しているため、部屋によって同じテーマで趣向を変えたりしているのも面白いです。

 

 

 

旧六甲スカイヴィラには3アーティストの作品。

 

こちらは作品群は、中を覗くと面白いです。

 

 

 

こちらはサンダルの端材を使用した作品。

 

見学者も参加して会期中に作品がどんどん進化してく趣向になっています。

 

 

 

こちらは六甲山最高峰、摩耶山、再度山、菊水山、甲山など、六甲山地の山々を型どった作品。

 

手に取って楽しめるようになっています。

 

 

 

山ごとに色分けされており、六甲山地全体での位置を確認できる作品もありました。

 

全ての山が作品になっているわけではありませんが、この作品になっている山は全部登ってました。

 

 

 

無料作品も8割方観ることができました。

 

じいちゃんの鼻の穴を覗くと...

 

 

 

宇宙があった!

 

 

 

ここにあった小屋を真っ白に塗ったんだと思いきや、小屋はすでになく、これは発泡スチロールで再現したものでした。

 

そこにいつまで何があったかなんて記憶は実にあいまい。

 

 

 

無意味な抵抗。

 

この作品そのものよりも、この作品を機能させるために近くで発電機がフル稼働していたことに考えさせられます。

 

 

 

イノシシに関するお願い。

 

山でよく見かける本物の看板とそうでない看板...

 

 

 

ガーデンテラスの展望台は六甲ミーツアートの象徴的展示会場。

 

今回はオリジナル日時計だそうです。

 

 

 

六甲有馬ロープウェイの山頂駅には、休止中の4基のゴンドラの名前になっている4つの花をモチーフにした作品。

 

この会場ではシニカルな表現の作品になりがち。もはや自虐ネタ。

 

 

 

"パ"でも"ピ"でも"プ"でも"ペ"でもなく"ポ"なんよなあ。

 

なぜそうなのかを深く考えてみる...

 

 

 

何かを包んでいるように見えて、実は...

 

中央の作品なんて、みんなよく知るあの像を包んでいるように見えます。

 

 

 

六甲の年輪(等高線?)を泳ぐ虎(タイガース?)

 

 

 

この先品は六甲サイレンスリゾートの空のダイニングの店舗内のテラスにありました。

 

何の形?

 

 

 

日没が近くなってきたので帰りは六甲ケーブルで。

 

今回の山上駅の作品展示は控えめでした。

 

 

 

ケーブル下駅には華やかなこの作品。

 

今日は山を歩きつつアート鑑賞して約6時間の山行でした。

 

 

困ったときの六甲ミーツアート。

 

近場ではまだ紅葉には少し早く、なかなか行きたい山が思いつかないこの時期の行き先として重宝します。