扇ノ山紅葉散策 | Archive Redo Blog

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DBエンジニアのあれこれ備忘録

 

11月3日。

 

山陰地方小遠征2日目は鳥取県と兵庫県の県境(山頂は鳥取県)にある扇ノ山へ。

 

鳥取市街から最も楽な河合谷登山口へと向かいますが、河合谷林道が車両通行止めとなっていたため、途中でUターンしてススキが見頃の上山高原経由で向かうことに。

 

数十分ロスしましたが、往復3時間~4時間程度のコースなので時間的には問題なし。

 

 

 

上山高原から登山口に向かう道中から見た扇ノ山。

 

手前の森がいい感じに紅葉しています。

 

左奥の方が山頂ですが、登山道や山頂周辺の紅葉はどうでしょうか?

 

 

 

10時20分頃、河合谷登山口からスタート。

 

ちょっと遅めでしたが、登山口の少し下にある駐車スペースにはまだまだ余裕がありました。

 

 

 

登山口から10分ちょっと歩くとブナ林に出ます。

 

だいぶ散ってそうではありますが、紅葉も残っていていい雰囲気です。

 

 

 

15分ちょっとで最初の小ピーク、小ヅッコ(1159m)に到着。

 

 


ト音記号みたいなブナ。

 

四季折々、この森はどんな音楽を奏でるのか。

 

 

 

一直線に伸びる木道と同じように、平らかな稜線に整然と立ち並ぶブナの木たち。

 

 

 

2つ目の小ピーク、大ヅッコ(1273m)。

 

あのかわいい石は? 見当たらない...

 

 

 

大ズッコから少し下って、また登っていくと、山頂手前、西側の眺望が開けた展望デッキがありました。

 

今日も少し霞んでいますが、鳥取の町や日本海が見えます。

 

 

 

昨日登った鳥取城の山上ノ丸、久松山も見えました。(上の写真の中央やや上の山)

 

 

 

山頂まであとひと登り。

 

 

 

日本三百名山、扇ノ山山頂(1310m)に到着。

 

登山口から1時間でした。

 

それほど早く歩いたわけでもないのに、思っていた以上に早く着きました。

 

 

 

山頂には立派な避難小屋が建っています。

 

 

 

眺望は...南側に氷ノ山がよく見えました。

 

 

 

氷ノ山アップ。

 

 

 

他の方角は木々に遮られて見通しが悪かったですが、東側には鉢伏山から蘇武岳あたりが見え、

 

 

 

氷ノ山の西側には三室山や後山が見えました。

 

さらに西には昨日登った那岐山らしき山並みも見えましたが、霞んでいてはっきりとはわかりませんでした。

 

避難小屋の2階に上がればもう少しよく見えたのかな?

 

 

 

行きは逆光でしたが、帰りは順光。

 

順光だとブナ林がよりきれいに見えます。

 

 

 

頭上を行く飛行機。

 

昨日も今日も快晴微風。

 

半袖でもいいほど暑かったです。

 

 

 

ナナカマドの実。

 

 

 

しかし、巨木はそれほど多くないものの、これだけ整然と並ぶ美しいブナ林はなかなかないですよね。

 

 

 

ブナに混じって孤高の杉の巨木が。

 

これも立派。

 

 

 

山頂から大ヅッコあたりのブナの紅葉はほぼ終わりでしたが、小ヅッコあたりから下には少しだけまだ紅葉のきれいな木もありました。

 

 

 

青空をバックに見せる今季最後の輝き。

 

美しい。

 

 

 

下山は少しのんびりと歩いて1時間弱。

 

今日は累計標高差400m弱と大きなアップダウンのほとんどない癒しの山歩きでした。

 

 

 

帰り道の上山高原。

 

ここのススキもなかなかのスケールです。

 

このあたりを散策したり、テントを張ってのんびりと寛いでいる人たちもいました。

 

 

中途半端に遠くてなかなか来る機会がなかった扇ノ山ですが、アプローチは少々大変ではあるものの、気軽に美しいブナ林を見れてとてもいい山でした。

 

今度はまた新緑の頃にでも訪れてみたいです。