今日は天気はまずまず良さそうであるものの、強風でてんくらC予報の山が多かったので、近場の山へ。
丹波篠山渓谷の森公園から大野山に登ります。
受付で駐車料金500円を支払って、公園奥の駐車場に車を停め、ちょっと遅めの11時に登山開始。
序盤は谷あいの薄暗い杉林の中を歩き、
途中急登を経て尾根筋の広葉樹の森へ。
スタートからここまで、先週歩いた舩谷山、深山と似たような感じです。
40分で山頂に到着。
山頂手前から少し雨が降ってきました。
と思ったら、晴れ間が。
ふるさと兵庫50山、大野山(753m)。
大野山の山頂部は大野アルプスランドという施設で、猪名川天文台とキャンプ場があります。
このあと、また雨が降りだしたので、キャンプ場の建物の軒下に避難。
今日は北の方は雨に降られることもありそうな予報でしたが、このあたりでもダメでしたか...
お昼ご飯を食べ、コーヒーを飲み、1時間ほど雨宿りしたあと、まだ降りそうな雰囲気もありましたが、大野山名物、岩めぐりへ。
ガスで霞んでいる中に一瞬晴れ間が。
いい雰囲気の尾根です。
”界九”と刻まれた岩。
江戸時代に山境(村境でもあり、摂津と丹波の国境でもある)争いを収めるために刻まれた界石で三十五番まであるそうです。
花立岩。
うるし岩。
大夫婦岩。
神楽座。
もっと名前の付いた岩がいろいろあったのですが、また雨が降ってきて急ぎ足でめぐったので見落とし多数。
一番有名な太鼓岩を見て、岩めぐり終了。
車道を歩いて山頂に戻ります。
ノジギク...かな?
シロヨメナ...かな?
立派なマムシグサ。
センブリ。
紫の濃淡にけっこう個体差(地域差?)があるような。
14時過ぎに天文台まで戻って来ると、ようやく雨雲が切れ、景色が少しずつよく見えるようになってきました。
南側、手前には大船山、羽束山、千丈寺山などの三田の山々、左奥には六甲山。
右奥には光り輝く瀬戸内海も見え、写真にはうまく捉えられませんでしたが、その先には小豆島も見えました。
北西方向には篠山から丹波、但馬方面の山々。
右奥に多紀連山がよく見え、中央奥の方には氷ノ山(らしき山)も見えました。
先週の深山も眺望がよかったですが、大野山も抜群です。
雨上がりならではの景色や、
連なって流れる雲も面白く、見ていて飽きません。
天文台から山頂に移動すると、東側に先週登った深山も見えるようになっていました。
深山アップ。
深山宮とレーダー雨量観測所が見えます。
下山は山頂から30分弱。
今日は歩いた時間と同じくらい雨宿りしたり景色を眺めたりで、のんびりした山歩きでした。
ここは思ったより楽に登れたし、何なら車ででも上がって来れる山なので、また来てみたいと思います。