更紗満天星咲く赤坂山・三国山散策 (1) | Archive Redo Blog

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DBエンジニアのあれこれ備忘録

 

晴天の日曜日。琵琶湖の北、マキノ高原まで行ってきました。

 

朝5時半過ぎのメタセコイヤ並木。

 

昼間は賑わうこの並木道も、この時間帯なら人や車がほとんど映り込まない写真が撮れます。

 

 


新緑、紅葉、雪景色と四季折々楽しめるメタセコイヤ並木。

 

紅葉シーズンが一番人気のようですが、新緑も爽やかでなかなかです。
 

 


メタセコイヤ並木は、神戸市立森林植物園でよく見ていますが、ここのはスケール感が段違い。

 

こんな道を毎朝散歩できたら気持ちいいでしょうね。

 

 

 

さて、今日の目的なメタセコイヤ並木ではなく、これ。さらさちゃんです。

 

更紗満天星(サラサドウダン)が見頃を迎えている赤坂山、三国山に登ることです。

 

 

 

マキノ高原のキャンプ場の手前にある登山者用駐車場に車を停め、登山口に向かってキャンプ場の中を歩いて行きます。

 

キャンプ日和の日曜日の朝ということもあって、広大なテントサイトには車やテントがずらりと並んでいます。

 

 

 

こういうキャンプをもう長いことやっていないので、最近のテントや装備が物珍しく、チラチラと横目に見ながら歩いていたら、いつのまにか登山口。

 

 

 

序盤、まあまあ急な階段が続きましたが、やがて緩やかな道に。

 

 

 

本日の野鳥、イカルです。


 

 

相変わらずの美声を聞かせてくれました。

 

 

 

咲き始めのコアジサイ。

 

咲いていたのは登山口近くだけでしたが、道中ずっと蕾を付けたコアジサイがあったので、もう少しするとコアジサイロードになりそうです。

 

 

 

エゴノキ。

 

 

 

ウワミズザクラ。

 

 

 

松が目立つ武奈の木平。

 

 

 

赤坂山の登山道は全体的にとても歩きやすかったですが、昔は粟柄越という若狭と近江を結ぶ物流のための道だったそうで、武奈の木平の先には石畳の名残も少し見られました。

 

 

 

タニウツギ。

 

 

 

新緑の眩さが残るブナ林。

 

 

 

背の高い木が徐々になくなり、開けたところに出てきました。

 

あれが赤坂山かな?

 

 

 

ついつい撮ってしまいがちな鉄塔、真下から。

 

原発からやってくる電気ですかね。

 

 

 

イワカガミ。

 

登山道の途中からたくさん群生していましたが、花はほぼ終わっており、稜線近くまで来てようやく数株の咲き残りを見つけました。

 

もう少し早い時期なら、イワカガミロードになっていたんでしょうね。

 

 

 

稜線に出ました。関西屈指のロングトレイル、高島トレイルに合流です。

 

道標、めっちゃ傷んでます。

 

雪も積もるところだから、維持、補修、大変なんでしょうね。

 

 

 

岩に埋め込まれた古い石仏。

 

粟柄越に関係のあるものでしょうか?

 

 

 

ハナニガナ。

 

 

 

赤坂山山頂に向けて高島トレイルを歩きます。

 

大好物の気持ちのいい稜線歩きです。

 

 

 

レンゲツツジ。

 

 

 

関西百名山、赤坂山(823.6m)に到着。

 

登山口から1時間45分でした。

 

 

 

赤坂山山頂は360°ビュー。

 

南西方向には粟柄越から寒風、大谷山へと続くなだらかな稜線。

 

今日はあちらへは行きませんが、気持ちよさそうな道です。

 

 

 

北西方向は福井県、若狭方面。

 

日本海もちらっと見えています。

 

 

 

南東方向には琵琶湖。

 

 

 

メタセコイヤ並木も少し見えています。

 

少し霞んでいますが、水を張られた水田も煌めいています。

 

 

さて、ここまでまだサラサドウダンに出会えていませんが、どこにあるのでしょうか?

 

(2)へつづく...