千苅ダム・大岩ヶ岳・丸山湿原散策 | Archive Redo Blog

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DBエンジニアのあれこれ備忘録

 

3連休最後の今日は、近場で軽くハイキング。

 

道場から千苅ダム、大岩ヶ岳、丸山湿原を周回してきました。

 

 

 

千苅ダム。

 

1914年から1919年にかけて建設された水道用の重力式コンクリートダムで、国の登録有形文化財、近代化産業遺産です。

 

 

 

布引ダムもそうですが、古いダムならではの石張りの提体が何とも味があります。

 

 

 

17基並ぶクレストゲートのアーチも素敵です。

 

 

 

ダムの堤頂部には立ち入ることはできませんが、こんな感じです。

 

 

 

今日は水量MAXではないものの、運よく放流されていました。

 

千苅ダムは、日本一美しいダムとも称され、日本ダムアワード放流賞を受賞したこともあるそうですが、本当に美しい放流です。

 

 

 

左サイドからの水流を受ける部分なんかもいいアクセントになっています。

 

 

 

これはどこから流れてくるのでしょうか、ダムの右側には豪快に流れる自然?の滝も。

 

 

 

当初からそういう意図があったわけではないと思いますが、こういう歴史あるダムは人工構造物ながら、下手な滝よりも癒されますね。

 

 

 

今日はハイキングのついでに見に来たわけですが、これはダム単体でも見に来る価値があります。

 

千苅ダムを見物した後は、川の左岸を少し下流側に歩き、大岩ヶ岳への登山道に入ります。

 

 

 

新緑のトンネル。歩いていて気持ちのいい季節です。

 

 

 

あちこちで鳥のさえずりも聞こえました。

 

今日、目立っていたのはこのセンダイムシクイ。

 

なにかで「焼酎一杯ぐい~っ!」と鳴くと読んだことがあるのですが、本当にそんな感じでさえずっていました。

 

 

 

大岩ヶ岳が見えてきました。

 

 

 

山頂直下、大きな岩がありましたが、それゆえに大岩ヶ岳なのでしょうか。

 

 

 

ふるさと兵庫100山、大岩ヶ岳(384.1m)に到着。

 

ふるさと兵庫100山、25座目です。

 

あ、ここにもトトスケ、トトキチが。市章山、三尾山に続き、今年3度目の出会いです。

 

 

 

古めの三角点。趣があります。

 

 

 

大岩ヶ岳山頂からは北側の景観が素敵です。

 

左の山が羽束山、中央やや右が大船山、右手前に千苅貯水池。

 

なんだか絵画的なレイアウトです。

 

 

 

西には三田の町が広がり、写真右端には有馬富士。

 

 

 

山頂の周囲にはツツジがよく咲いていました。

 

 

 

大岩ヶ岳山頂からは丸山湿原へ。

 

丸山湿原は中間湿原と呼ばれる種類の湿原で、高層湿原のように泥炭層があるわけではなく、粘土に近く水を透しにくいシルトの堆積によってできた湿原なのだそうです。

 

 

 

特に花は咲いていませんでしたが、夏にはカキラン、トキソウ、サギソウなどの花が見られ、ハッチョウトンボやヒメタイコウチなども見られるそうなので、またそういう時期に訪れてみたいです。

 

 

今日は、途中のんびり休憩したり、鳥を観たりしつつも、全行程4時間半と、お昼ごはんを食べるまでもなく下山、帰宅できました。

 

このパターン、手軽でいいです。