朝来の白井大町藤公園に見頃を迎えた藤を観に行ってきました。
北近畿随一というこの公園の藤ですが、3年ぶりの開園ということで、新聞やテレビなどでも取り上げられていたので、多くの人が訪れそう...
ということで混雑を避けるため、早めに出発したのですが、予想を上回る混雑ぶりで、朝9時過ぎに到着した時点で公園の前は既に長蛇の車列になっており、駐車場に入るのに1時間かかりました。
それでも、来るのがもっと遅ければもっと時間がかかったはず。1時間で済んでよかったと思います。
藤はちょうど見頃で全体的に上から下まで花の状態がとてもよく、見事な咲きっぷりでした。
香りもとても強かったです。
上から見た公園の全景。噴水を中心に幅4m、総延長500mの藤棚が設けられています。
これだけ広いので、人は多かったものの、密になることはなく、また、藤は大体見上げて観賞するものなので、写真も撮りやすいです。
藤は紫だけでなく白花もありました。
こちらは普通の藤棚とはまた少し違った趣向の藤棚で、高さがあり、まるで枝垂れ桜のよう。
藤って、こういう樹形にもできるんですね。
今日もいい天気。青空の下、鯉のぼりも気持ちよさそうに風の中を泳いでいました。
藤を楽しんだ後は、すぐ近くにある夜久野高原花畑へ。
こちらには藤の開花に合わせて、からし菜の花畑が満開になっています。
端から端まで歩くと400~500mと、かなり広大な花畑が一面黄色に染まっていて、まるで北海道の様なスケール感。
両端には写真撮影用の簡素なお立ち台が設けられており、奥行き感のある写真が撮れます。
からし菜の鮮やかな黄色、新緑の鮮やかな緑、そして青空。
藤だけでも十分なのに、からし菜の花畑まで楽しめる。
朝来というと、これまでは竹田城の雲海や岩津ねぎなど、秋のイメージでしたが、春もいいですね。