たつの市の綾部山梅林に梅を観に行ってきました。
梅を観に行きたいなと思い、兵庫県の梅の名所ってどこだろうと、改めて調べてみたら、ここが挙がってきました。
播磨灘を望む丘一面に広がるこの梅林は、兵庫県の梅の名所というよりも西日本有数の梅の名所なんですね。
梅は近場で楽しんでいたので、まったく眼中にありませんでした。
綾部山梅林は全体的に白梅が多いようですが、「玉英」という品種が7割を占めるそうです。
開帳型というのでしょうか、どの木も付け根から扇状に枝をのばした低重心の樹形が印象的です。
こういう樹形ゆえ、梅のトンネルのようになっているところもありました。
ただ、品種を示す札などは付けていないようで、色々な品種を鑑賞する梅林という感じではないようですね。
前日は春の嵐で大荒れでしたが、この日は快晴。
逆光で写真だともうひとつですが、播磨灘を背景にした梅林もきれいでした。
綾部山梅林の入園料は500円で、梅ジュース付き。
少し肌寒い日ではありましたが、気持ちのいい梅林散策を楽しめました。
梅林からも見えますが、この時期、綾部山梅林の入口付近の休耕田には菜の花が植えられています。
帰りにちょっと寄ってみました。
梅と菜の花のコラボというには距離がありますが、鮮やかな黄色に春を感じます。
兵庫県のこのあたりから、岡山県にかけての播磨灘沿岸は牡蠣も有名ということで、梅林を見た後は、近くにある道の駅みつでシーズン終盤の牡蠣づくし膳をいただきました。
特に蒸しカキとこの土手鍋がうまかったです。