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天気のよい休日、特に祝日というボーナス的な休日となると、どこかに行かないともったいないと思う今日この頃。
とはいえ、遠出するほどの気力もなく、近場を歩いてきました。

まず、そろそろ梅でも咲いていないかなと訪れたのは尼崎農業公園。

全体的には梅の花はまだ咲きはじめといった感じでしたが、けっこう咲いている木もありました。

梅の蜜を吸いにメジロもたくさん来ていました。

梅と言えば、ウメジロですね。

それほど大きな公園ではありませんが、メジロの他の野鳥も少なからず見られます。
こちらはシメ。
もう1羽いて、盛んにケンカしていました。
それにしても今年はやたらとシメを見ます。

こちらはいつものジョウビタキ♂。
珍しく、2羽がすぐそばに。
こちらもケンカしているのか、それとも仲良しなのか...

ジョウビタキ♀もいました。
あとはツグミ、シロハラ、モズ、シジュウカラ、ハクセキレイ、カワラヒワなどを見かけましたが、特に珍しい野鳥はいませんでした。

尼崎農業公園からは猪名川を渡って対岸にある田能遺跡へ。
ここは弥生時代の集落跡が発掘された場所で、竪穴住居跡3棟や多数の墓などが見つかったそうです。
小学生の頃に見学に来て以来ですが、今でも小学生が見学に来たりしているのでしょうね。

田能遺跡の前の道を東へ1kmほど歩くと、千里川という小さな川があります。
ここは伊丹空港の飛行機観賞スポットとして昔から有名なところです。
川沿いを左に入ると、伊丹空港の着陸路の真下に行くことができ、真上を超低空で通過する飛行機を見ることができます。

ボーイング777のような大型機になると、この距離感、この迫力です。

着陸コースの真下から見ると、飛行機がどんどん迫ってきて、

みるみる姿が大きくなって、

エンジンや車輪なども普通は見られない角度からよく見えます。

頭上を通過した後は、着陸する瞬間、タイヤから煙が上がるところも間近に見られます。

着陸だけでなく離陸するところももちろん見られます。

誘導路から滑走路にゆっくりと進入してくる飛行機。

自分が乗っているわけではないのに、ワクワクします。

180°ターンするので、飛行機を正面、斜め前、真横、斜め後ろ、真後ろと、居ながらにして全方位から見られるのもいいですね。

離陸体制が整った後のわずかな間。
緊張感が高まります。

ジェットエンジンからの排熱による陽炎が大きくなると、滑走開始。

機首が持ち上がり、

離陸しました。

そして、伊丹空港の場合、離陸直後に大きく左に旋回します。
この時、飛行機に乗っていると、住み慣れた街を上から見ることができるので、私は伊丹発の飛行機に限っては左の窓側の席が好きです。

しばらく離着陸する飛行機を見ていると、いろいろな機種が見れるのもいいですね。
ボンバルディアDHC8-Q400。

J-AIRのラグビー日本代表応援特別塗装機、エンブラエル170。

コウノトリ但馬空港から来たATR42-600。
関空ができる前は国際色豊かで大型機も多かったのですが、今は国内線ばかりで中小型機が中心。
そういう意味では少し寂しくなりましたが、こういう小型機もいいですね。
今まで羽田や新千歳に行く大型機、中型機にしか乗ったことがないので、乗ってみたいです。

千里川の土手で飛行機を見た後は、滑走路の西側にある伊丹スカイパークへ。

こちらも飛行機を間近に見られる公園です。

千里川の土手とはまた違う角度から離着陸する様子が見られます。

次々と着陸してくる飛行機。
ピークの時間帯になると、3機連なって見えることもあります。

飛行機って、なぜか飽きることなく長い時間見てられるんですよね。
先程、着陸するところを見た飛行機が、今度は離陸して行きます。
ハマってしょっちゅう見に来る人もいるようですが、わかるような気がします。

日が傾いてきて、機体がややオレンジ色に染まって見えます。
この日は、そこまで粘りませんでしたが、夕暮れ時、空が赤く染まるような時がまたいいんですよね。

飛行機を見ながら思い返すと、もう何年も飛行機に乗っていないことに気が付きました。
今年、どこかに行くのに乗ってみようかな。できれば小型機にでも。