徳川道散策からの森林植物園探鳥散策 | Archive Redo Blog

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DBエンジニアのあれこれ備忘録

 

石屋川から徳川道を歩いてたどり着いた神戸市立森林植物園。

 

時刻は11時半。

 

探鳥をはじめるには遅い時間ですが、それなりに出会えるだろうと早速歩き回ってみました。

 

まず最初に出会ったのはジョウビタキ♂。

 

毛が膨らんでまんまるとしてかわいらしい。

 

 

ジョウビタキ♀もあちこちに居ました。

 

 

ヤマガラ。

 

両足で小さな実を器用に抑えて、嘴で必死に割ろうとしています。

 

 

落ち葉の中からひょっこり顔を出しているのはカシラダカ。

 

 

天津の森ではロウバイや、

 

 

マンサクが咲いていました。

 

 

山田道で遠くにミヤマホオジロを見つけて待ち構えていると樹上にウソ♀が3羽飛んできました。

 

ここでも近場の山でも見るのは初めてです。

 

あいにくの逆光できれいには撮れませんでしたが...

 

そして、ウソを見ている隙に、ミヤマホオジロもどこかに行ってしまいました...

 

 

キクイタダキも何度か見ましたが、素早い動きについていけず...

 

 

コゲラは撮りやすいんですが...

 

 

2時間半ほど探鳥して、ちょっと体が冷えてきたので、ル・ピックで軽い昼食。

 

あつあつの手作りスープセットをいただきました。

 

こういうスープとパンを見ると、フランダースの犬を思い出してちょっぴり切なくなりますが、ほっこり温まります。

 

 

ル・ピック裏のロックガーデンには、スプリング・エフェメラルのフクジュソウや、

 

 

セツブンソウがひと足早い春の訪れを告げていました。

 

秋冬、一見何もないように見える枯野から、春の陽気に誘われて顔を出し、可憐な花を咲かせるスプリング・エフェメラル。

 

そのあり様がまさに春の妖精と呼ぶにふさわしい植物たちです。

 

夏まで葉を茂らせた後は翌春まで長く地中で過ごすという儚さもまた、人々を魅了します。

 

 

バイカオウレンもきれいに咲いていました。

 

これもスプリング・エフェメラルっぽいですが、その定義からは外れるそうです。

 

 

昼食の後は、薬樹園、多目的広場をぐるっと回ってみました。

 

薬樹園にはあまり鳥はいませんでしたが、ホオジロ♂がいいポジションに止まってくれました。

 

 

多目的広場にはよく見るツグミやカワラヒワは見当たりませんでしたが、樹上にシメがいました。

 

シメは単独で居るところしか見たことがありませんでしたが、ここでは数羽が群れで行動していました。

 

 

控えめに咲く十月桜。

 

 

午後から厚い雲に覆われ、どんよりとした空模様に、すっかり葉を落としたメタセコイヤ並木。

 

冬らしい景色です。

 

 

16時を過ぎ、閉園時間に迫ろうかという時刻。

 

最後に公園内をさらっと一周し、長谷池に寄ってカワセミを待ち構えていると、ルリビタキ♂がやってきました。

 

今季初です。

 

慌てて撮ったらISO高めになっていて、粒状感が出てしまいましたが...

 

 

森林植物園に着いたお昼前、長谷池のほとりにはカワセミ狙いのカメラマンが何人も待ち構えていてびっくりしましたが、閉園間際のこの時間には誰もおらず。

 

カワセミもチーッ!と鳴きながら、我が物顔で飛び回っていました。

 

 

でも、私は止まっているところを撮るので精一杯。

 

 

ダイブするところも撮ってみたいんですが、今の腕と装備では無理です。

 

 

この日は歩いて帰ろうかどうしようかちょっと迷っていたのですが、結局、閉園直前までゆっくり探鳥し、桜森町BCからバスで帰りました。

 

ミヤマホオジロやキクイタダキはうまく写真が撮れず残念でしたが、昼前からの探鳥で見たい鳥はほぼ一通り見れて、十分に満足できた一日でした。