春の神戸市立森林植物園散策(花編~その1) | Archive Redo Blog

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DBエンジニアのあれこれ備忘録

 

10連休のGW2日目、神戸市立森林植物園に散策に行ってきました。

 

晴れ時々曇り予想でしたが、どちらかというと曇り時々晴れな感じ。

 

 

この時期はツツジとシャクナゲが見頃だそうです。

 

 

まずはツツジ。

 

こちらはトウゴクミツバツツジ。

 

関東の山で多く見られるミツバツツジだそうですが、関西には鈴鹿山系あたりまでしか分布していないそうです。

 

雄しべが10本で、葉柄に毛が生えているのが特徴だとか。

 

そういえばと、昨年、鈴鹿山系の国見岳で見たミツバツツジの写真を見返してみると、どうやらトウゴクミツバツツジのようでした。

 

 

こちらはサイゴクミツバツツジ。

 

本州(山形県南部、新潟県、長野県あたりより西)から四国、九州まで分布するそうです。

 

これも雄しべは10本ですが、葉柄には毛はほぼありません。

 

そういえば、昨年、由布岳で見たミツバツツジの写真を見返してみると、どうやらサイゴクミツバツツジのようでした。

 

 

こちらはユキグニミツバツツジ。

 

本州の日本海側に分布が偏っているためにこういう名になっているそうです。

 

これも前述の2種によく似ていますが、少し色が濃い?

 

六甲山では山頂付近に分布しているそうです。

 

ということは、見たことあるのかな?

 

 

こちらはコバノミツバツツジ。

 

六甲山など、身近な低山で見かけるのは大体これ。

 

一番馴染みがあるミツバツツジです。

 

 

ミツバ以外では、フジツツジ、

 

 

エゾムラサキツツジ、

 

 

シロバナウンゼン、

 

 

ヤマツツジ、

 

 

キリシマツツジ、

 

 

ヒカゲツツジなどが咲いていました。

 

ツツジは、花の色、大きさ、葉の大きさ・形など、わかりやすい特徴があれば見分けもつくのですが、ミツバツツジの見分けは難しいです。

 

混じって咲いていることはあまりないのかもしれませんが、小葉かそうでないかの区別がつけばいいかも。

 

 

ツツジといえば、こういう釣鐘形・瓔珞形のツツジも。

 

こちらはベニドウダン。

 

まだ、これからというところですね。

 

 

そして、この植物園で最も見ごたえがあるのはこのドウダンツツジ。

 

斜面一面が真っ白です。

 

 

間近で見るのもとてもかわいらしいです。

 

 

ツツジに続いてはシャクナゲ。

 

「つつじ・しゃくなげ園」の入口にはど~んとシャクナゲの壁。

 

 

こちらはツクシシャクナゲ。

 

蕾が濃いピンクで咲くと薄くなっていくシャクナゲは、こうして咲いているのとまだ咲いていないのが混ざっているタイミングが一番カラフルできれいに見えますね。

 

 

こちらはホソバシャクナゲ。

 

葉が細いのが特徴。

 

 

こちらはアカボシシャクナゲ。

 

白い花と赤い斑点が特徴。

 

あと、アズマシャクナゲが咲いていましたが、アップの写真を撮り忘れました。

 

 

しゃくなげ園はけっこう奥の方まで続いており、なかなか見ごたえがありました。

 

シャクナゲもピンクのものは”シャクナゲ”で片づけてしまいますが、花弁の数、雄しべの数、葉の形、色などの違いで、いろいろな種類があるのですね。

 

植物園に来ると、勉強になります。

 

 

その2へつづく...