荒島岳散策(3) | Archive Redo Blog

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DBエンジニアのあれこれ備忘録

 

荒島岳山頂からの白山の眺望はあきらめて、下山を開始します。

 

山頂から少し下ると晴れています。

 

白山を源流とする九頭竜川の支流、打波川が刻む谷がスーッと伸びるこの山域の奥行き感に圧倒されます。

 

この先に白山がば~んと見えるとそれは素晴らしい景色でしょうね。

 

 

 

イワナシは残り僅か。

 

 

 

イワウチワも在庫限り。

 

 

 

これも距が白いのでツルタチツボスミレでしょうか?

 

 

 

ヒメイチゲは開き切っておらず。

 

 

 

キジムシロ。

 

 

 

おお、白山がだいぶ見えてきました。

 

もちがかべあたりまで下りてくると、先を行く団体さんで渋滞が発生。

 

急ぐこともないので、景色や花を見ながら、ゆっくり下りて行きます。

 

 

 

小荒島岳とその先に越前大野の町。

 

田植えを終えて間もない水田と、麦秋を迎えつつある麦畑がパッチワークのように広がっているのがいいですねぇ。

 

 

 

行きは気づかなかったタムシバ。

 

花は足元ばかり見ていると見逃してしまいますね。

 

 

 

ミヤマカタバミも開き切っておらず。

 

 

 

サンカヨウの花は乾いて白さを増していました。

 

 

 

シャクナゲ平から見た白山。

 

今日はこれ以上は雲はとれなさそうですね。

 

 

 

帰りは勝原コースを下ります。

 

天気が良くなってきたので、振り返るとブナの新緑が眩しい。

 

 

 

二輪咲きのチゴユリ。

 

それでもやっぱり控えめです。

 

 

 

ウスギヨウラク(ツリガネツツジ)ですよね。

 

 

 

こちらのブナ林は、中出コースよりも、立派な木が多いですね。

 

 

 

これは「トトロの木」と名付けられた木。

 

トトロに似ているのではなく、トトロが住んでいそうな...という意味でしょうか?

 

 

 

ブナ林を抜けると、旧スキー場のリフト跡が現れます。

 

ここからはゲレンデ跡のややガレた道を下り、

 

 

 

最後、長い舗装路の坂を下ってゴール。

 

帰りは約2時間半でした。

 

 

 

帰りは一旦、逆方向に車を走らせて道の駅九頭竜で荒島岳の山バッチをゲット。

 

道の駅九頭竜には、動き、吠える恐竜親子のオブジェがあります。

 

この恐竜親子、冬場は雪のため倉庫に移動して冬眠するようで、春、倉庫から台車に乗って移動してくる様子がテレビのニュースで紹介されていたのを見たことがあります。

 

なかなかいい動きしてますよ。

 

 

 

帰りは越前大野城をさらっと見学。

 

天空の城として有名ですが、竹田城跡と比べると、天空の城がみられる確率はかなり低いようです。

 

 

 

越前大野城天守から見た荒島岳。

 

全貌はこんなだったんですね。いやいや、かなり立派な山です。

 

しかし、夕方になり、これだけ晴れても、やっぱり、山頂には雲がかかってますね。
 
今日はそこだけが残念でしたが、荒島岳は思ったより花が多く、新緑のブナの原生林も美しく、中出コースと勝原コースの両方を歩くこともできて、充実した山歩きになりました。
 
春の花のピークには少し遅かったようなので、次はもう少し早い時期か、あるいは残雪期にでも来てみたいと思います。
 
ちなみに、山バッジですが、登山口の案内板に書いてあったとおりに道の駅九頭竜まで買いに走りましたが、越前大野城近くの結ステーションの土産物店にも置いてありました。
 
福井方面に帰る場合は、こちらで買うほうが無駄がなくていいですね。