宝泉院で長居しすぎて早くもお昼前。
大原から仰木峠を越えて、比叡山延暦寺の横川に向かいます。
仰木峠へは昨年、京都一周トレイルで通った道ではなく、東海自然歩道を通っていくことにしました。
途中、このような道標がありましたが、この道は古くから横川の元三大師堂への参道だったようです。
50分ほど歩いてトレイル道と合流し、仰木峠へ到着。
水井山の手前で再びトレイル道と分かれ、一旦下って登って、30分ほどで奥比叡ドライブウェイに出ます。
横川へはドライブウェイ下のトンネルを抜けて行きます。
このあたりは奥比叡もみじの道の看板どおり、道の両側は赤く色づいたもみじがきれいです。
奥比叡ドライブウェイから10分ほどで比叡山延暦寺の横川に到着。
着いたのは横川中堂の前の竜ヶ池の裏手。
いきなり境内で拝観料いらず。
東塔や西塔もそうですが、登山道から入る場合は緩いみたいです。
横川の本堂にあたる横川中堂。
横川の紅葉は大原よりも標高が高いだけあって、真っ盛りです。
鐘楼と紅葉。
鐘楼から振り返っての紅葉。
石仏と紅葉。
元三大師堂。
大原からの道はここへの参道なのですね。
元三大師は比叡山良第十八代座主の良源大僧正で、比叡山中興の祖として仰がれているそうです。
ここはその住居跡と伝わる場所。
こちらの紅葉もきれいです。
帰り道、裏側から見る横川中堂。
差し込む日の光もやや黄みを帯び、やわらかくなってきました。
時刻は午後三時。
秋は日が暮れるのが早いので、帰りは京都側に下山する最短ルート、横高山の登山口へと下山しました。
この日はやはり紅葉見物の車が多かったのでしょうか、バスが八瀬駅の手前で渋滞にひっかかったので、八瀬駅で降り、叡山電鉄に乗って帰りました。
八瀬も紅葉の名所ですが、駅前の紅葉はごらんのとおり。
ここも見頃だったようです。
今年は少し早目なのでしょうか。
この分だと翌週は東山や嵯峨野など、京都市の中心部に近いところも見頃になりそうですね。