弥山小屋の前で昼食をとった後、八経ヶ岳へ。
一旦下って登る片道30分ほどの道程です。
途中、オオヤマレンゲの保全対策として柵で囲まれたエリアがありました。
オオヤマレンゲの見頃は7月初め頃のようですが、一度見てみたいものです。
八経ヶ岳山頂(1914.9m)に到着。
近畿地方の最高峰です。
南西側に立ち枯れた木が目立ちます。
周辺の山々もよく見えました。
南西方向、目の前には明星ヶ岳、遠くには釈迦ヶ岳でしょうか。
北東方向には、奥駈道が続く尾根が連なり、その先に大普賢岳。
右奥に大台ケ原。
さらに北寄りに目を移すと、目の前に弥山。
大普賢岳から続く稜線の先は山上ヶ岳でしょうか。
遠くの山の頂を見るのもいいですが、山々の間に刻まれた深い谷というのもまたこのあたりの景観の魅力です。
山深いところですねぇ。
赤い実その5(ナナカマド?)
八経ヶ岳から弥山小屋に戻り、国見八方覗を覗きに。
苔がびっしりと茂る原っぱを通り抜け、立ち枯れの木の間を抜けていくと、
ストンと切れ落ちた見晴らしの良い場所があり、大峰奥駈道とその先に大台ケ原がよく見えました。
国見八方覗の手前の苔の原っぱはテント場になっていて、とても気持ちのいい場所です。
ほとんどの人は弥山小屋の前で食事や休憩をされているようでしたが、敷物があれば、こちらのほうがいいかも。
ということで、ここでコーヒーを淹れて一服。
最後に弥山山頂でお参りをして、下山しました。
行きも帰りも、よく鳥を見かけましたが、写真に撮れたのはこの一羽のみ。
ジェージェーとしわがれた声で鳴きながら飛び回っていた鳥、カケスです。
奥駈道出合のシロヤシオの紅葉。
真っ赤になるのはもう少し先のようですね。
期待していた紅葉には少し早かったですが、天気も恵まれ、大峰の山の雰囲気は十分に味わえてえなかなかよい山行でした。
今度はオオヤマレンゲかシロヤシオの時期に来てみたいですね。