伏見稲荷大社にある眼力社にお参りに行ってきました。
眼力社は、千本鳥居をくぐり、奥社からさらに稲荷山に向けて登り、四つ辻で右に折れずに直進し、しばらく行ったところにあります。
伏見稲荷にお参りに来ても、なかなかここまで来る人はいないと思いますので、一般的には全く有名ではないと思うのですが、私の場合、去年、稲荷山をぐるりと一周したときに見つけて、”眼力社”という名前とこの狐の手水のインパクトが強かったので、しっかりと頭にインプットされてしまいました。
眼力社には文字通り、目の病がよくなるとか、先見の明や眼力が授かるといった御利益があるそうで、私も最近仕事が忙しいせいか、目がひどく疲れるので、ふとこの眼力社を思い出してお参りに行ったという次第です。
ただ、私は神社やお寺にお参りしても、願い事はしないようにしています。
普段から熱心に信心しているわけでもないのに図々しいような気がして...
じゃあ、何しにお参りに行っとんねん、ということですが...
眼力社には変わった縁起物がいろいろと売られていますが、そのひとつに「豆書」という名刺サイズの書があります。
その中でも一番人気というのが「謙虚と感謝」。
私がお参りするときの姿勢はまさにこれです。
「無事に生かしていただいてありがとうございます。」
そう心の中で唱えることで、何に対しても謙虚であろうと思いなおしています。
この豆書、財布の中忍ばせておこうと思います。