昼得 | Archive Redo Blog

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DBエンジニアのあれこれ備忘録



JRで京都に遊びに行くときには必ず使う昼間特割きっぷ(通称:昼得)。

大阪~京都間で普通運賃560円のところが、平日の10時から17時と土日祝に限り350円(1枚あたり)となるお得なきっぷです。

いつもは金券ショップで買いますが、この10月からこれまで12枚綴りで販売されていたものが、6枚つづりに変更されて多少買いやすくなりました。

3ヶ月のうちに3回京都に行くなら、普通に買った方が手軽でお得です。


しかし、JRの運賃体系は不条理に満ちてます。

例えば、この大阪~京都間の運賃なんですが、普通運賃の560円ですら、私鉄との競合のため特別に安く設定されています。(おそらく普通に計算したら720円になるはず...)

しかし、例えば、大阪より2駅神戸寄りの尼崎~京都間の場合は、大阪~京都間を通るにもかかわらず、特別な割引はなく、普通運賃は920円となっています。

尼崎から京都に行く場合、大阪駅でいったん降りてきっぷを買いなおした方が180円+560円=740円と、180円もお得です。

浮いたお金でコーヒー飲めます。

一旦降りた方が安いなんて、なんともあほらしい話です...


さらに、この尼崎~京都間、昼得だと、尼崎~大阪間+大阪~京都間の組み合わせになりますが、運賃は150円+350円=500円(1枚あたり)となり、普通運賃よりも420円もお得になります。

浮いたお金でメシ食えます。

ただ、自動改札機に2枚重ねて入れれば通れるので、大阪駅でいったん降りるというようなことはしなくてもいいのですが、2枚買わなければならないのは少し面倒です。

京都から先へ行くとなると、京都から先の区間の回数券を事前に金券ショップで買っておくなど、またさらに面倒なことになります。


お得になる方法があるのはうれしいところですが、こんなに頭を捻らなくてもいい、もっと矛盾のない運賃体系、使いやすいきっぷにならないものですかねぇ...