大雪山紅葉散策(1) -赤岳(銀泉台)~白雲岳~黒岳(1)- | Archive Redo Blog

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DBエンジニアのあれこれ備忘録



今年のシルバーウィークは、連休に有休を絡めて丸々1週間、北海道を旅行することにしました。

一番のお目当ては大雪山の紅葉。

いろんな紅葉スポット、コースが考えられる中で、まず最初に訪れたのは赤岳(銀泉台)から白雲岳を経て黒岳へと縦走する登山コース。

20日の夜に層雲峡に入り、21日、6時のシャトルバスで銀泉台に向かいました。

7時10分頃、銀泉台に到着。

さすが、紅葉シーズン真っ只中の連休ということで、朝から多くの登山者で賑わっていました。




登山届を記入し、準備運動をし、7時25分頃登山開始。

早速歩き出すと、15分もしないうちに紅葉に彩られた斜面が現れました。

日光を浴びて鮮やかに輝いています。




紅葉の斜面を縫うようにして登山者が列をなして登っていきます。




振り返れば、銀泉台へと上がってくるシャトルバスが見えます。

大雪湖から銀泉台へと続くこの道は林道ではなく大雪山観光道路という観光用の道路として整備されたそうです。

この大雪山観光道路、銀泉台からさらに延伸して、大雪山を突っ切って旭岳温泉まで通す計画もあったそうですが、自然環境保護の世論が高まってきたこともあって、その計画は撤回されたそうです。




第一花園、第二花園と、紅葉の中を進むと、





コマクサ平に到着。

今は9月。さすがにコマクサは咲いていないと思いきや...




なんと、登山道脇の石の陰に一輪残っていました。




コマクサ平を越えても、まだまだ紅葉は続きます。

最後、この斜面を登り切ると、




間もなく赤岳山頂に到着です。




山頂からは目の前にとんがり帽子の烏帽子岳。

その左奥には凌雲岳。

右奥には黒岳。





少し左に目を向けると、北海岳、御鉢平方面。

これから歩く山々が大体見えます。





赤岳からは緩やかな稜線歩き。




ふと見るとホシガラスがいました。何やら実を加えています。




なだらかながら荒涼とした稜線を歩き、小泉分岐を超えると白雲岳が目の前に。




11時10分、白雲岳山頂に到着。

標高2230.1m。旭岳(2290.9m)、北鎮岳(2244m)に次ぐ、北海道で三番目に高い山です。

この日は少し雲が多かったですが、ここからの眺望は素晴らしいです。

標柱の背後の山は後旭岳と少し雲がかかった旭岳。




高根ヶ原からトムラウシ方面。(トムラウシ山は雲で見えず)




御鉢平方面。

山肌の凹凸が織り成す縞模様がきれいです。




小旭岳とその手前に広がる池塘群。

少し遠くて霞んで見えますが、紅葉がとてもきれいです。


(2)へ続く...