
ちょうど1週間前、六甲山に登る道すがら岡本の梅林を見物してきました。

岡本はその昔、「梅は岡本、桜は吉野、みかん紀の国、栗丹波」と唱われたほどの梅の名所だったそうですが、山崩れや戦災のために梅林は消滅し、戦後の宅地造成によって、その面影もなくなってしまっていたそうです。

阪急岡本駅から山の方へ10分ほど歩いた住宅街の中にある岡本梅林公園は、そんなかつての梅林を一部復活させるべく整備された公園だそうです。

新しく整備された区画などはまだまだ若い木が多いですが、年を重ねていくごとに立派な梅林になっていくのではないでしょうか。

これからが楽しみな梅林です。

そして、岡本にはもう一つ、岡本梅林公園からさらに山の方に入っていったところに保久良神社という神社があり、その隣に保久良梅林という梅林があります。

こちらは少しだけ標高が高いせいか、まだまだこれからという咲き具合でした。
この梅林はちょうど金鳥山から風吹岩を経由して芦屋川もしくは六甲最高峰方面へと続くハイキングコース沿いにありますので、早春ハイキングがてら立ち寄るのがおすすめかと思います。
両梅林とも、今週末あたりは見頃ではないでしょうか。