
鶏足寺の紅葉を観た後、木之本のつるやパン に立ち寄りました。

つるやパンと言えば、コッペパンにきざみたくわんのマヨネーズ和えを挟んだサラダパンや、丸い食パンに魚肉ソーセージとマヨネーズを挟んだサンドウィッチが定番ですが...
それに加えて、ココアと黒コショウを練りこんだ生地のパンにハムカツを挟んだサンドウィッチ(ハムカツチョコ)や、コッペパンにクリームを挟んだスマイルサンドなどをまとめ買い。
今どきのブーランジェリー某を名乗るようなおしゃれなパン屋さんのパンとは対極にある昭和なパンたちですが、それがむしろ魅力的なんです。
極めつけは黒田官兵衛をモチーフにしたパン、その名も「黒田パンベぇ」
ココア生地の黒いパンに官兵衛の兜を模したほんのりトマト風味の赤いクッキー生地を被せ、中には栗餡が入っています。
パッケージのイラストは舌を出して”あっかんべぇ”。
どんだけダジャレを盛り込むのか...こうなると、中の栗餡も栗山善助にちなんでいるのかと勘ぐってしまいます。

ところで、なんで木之本のつるやパンで黒田官兵衛にちなんだパンが売られているのかというと、すぐ近くに黒田官兵衛博覧会 の大河ドラマ館があるからなんですね。
黒田官兵衛と言えば、姫路や中津や福岡。
なのになんでこんなところで黒田官兵衛博覧会をやっているかというと、木之本の近くの黒田村というところが黒田家発祥の地だからです。
黒田官兵衛博覧会は、ここと長浜城の二箇所をメイン会場としてこじんまりと開催されていました。
せっかくなので、両会場とも見学してみましたが、大河ドラマに若干のプラスアルファの知識を得られるかなぁ...といった程度の内容でした。
そういえば、官兵衛の兜、ドラマではまだ登場していないような気がしますが、どうやら最後の最後に出してくるようです。