涸沢紅葉散策(1) | Archive Redo Blog

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DBエンジニアのあれこれ備忘録



前線と台風の通過の間隙を突いて、憧れの涸沢に紅葉を観に行ってきました。

涸沢へは上高地から約16km、6時間の道程。

日帰りでも行けなくはないけれども、それだとゆっくり楽しむ余裕がありません。

かと言って、涸沢に泊まるとなると人が多くて大変...




ということで、上高地から約2時間のところにある徳沢園のキャンプ場までテントを担いで行き、そこに前後泊して、涸沢を目指すことにしました。




静かな森に囲まれた開放的な草地のテントサイト。

ところどころにある大きな木が木陰をつくる、とても雰囲気のいいキャンプ場です。

ここもまた涸沢同様、いつかキャンプをしてみたいと憧れていた場所です。




10月3日の夕方に徳沢に入り、4日の朝。

テントやシュラフを置いて身軽になった荷物で、6時半に出発。




上高地から徳沢と同様、梓川沿いを行くほぼ平坦な道を歩き、1時間弱で横尾に到着。




横尾橋を渡って横尾谷へと入っていきます。




森の中をしばらく進み、やがて左手に現れるのは屏風岩。

この屏風岩の縁をぐるりと回りこんだ先に目指す涸沢があります。




このあたりから、紅葉が色を増していきます。

期待も膨らんでいきます。




横尾から1時間弱で本谷橋に到着。

ここから本格的な登りになるので、多くの登山者が休憩しています。




本谷橋を渡り、しばらく登ると、右手に横尾本谷の美しい紅葉が見えてきます。




振り返れば、屏風岩の方向も色鮮やか。




そして、目指す方向にはいよいよ涸沢カールの雪渓が見えてきました。




このあたりは、紅葉の真っ只中を進みます。




涸沢に出ると、ナナカマドの赤がより鮮明になり、赤、黄、緑と見事な紅葉。

みなさん、登山道を離れ、思い思いのポジションで写真撮影に興じています。




涸沢ヒュッテと涸沢小屋の分岐を過ぎれば、最後の登り。

あと一息です。


(2)に続く...