県庁おもてなし課 (角川文庫)/角川書店- ￥740
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現在、公開中の映画の原作です。
有川さんの故郷、高知県の観光を題材にした作品なんですが、自身が実際に経験したことをもとにアレンジ・デフォルメし、ついでに高知県も盛り上げようってな、現実とフィクションの融合と言いますか、公私混同と言いますか、そんな感じのストーリーになっています。
毎度おなじみの、やきもきさせるようなラブコメも健在で、軽いタッチで書かれてはいますが、行政の観光への取り組み方というテーマに対しても真面目に切り込んでおり、実際に地方自治体からも注目されているとのこと。
自衛隊ものや図書館戦争シリーズなどとは少し趣は異なりますが、これもまた有川さんらしい作品かと思います。