
唐津城に行った帰り、唐津駅前にある「唐津市ふるさと会館アルピノ 」というところに唐津焼を見に行きました。
ここには唐津焼協同組合に所属している窯元の作品が展示即売されているので、窯元を訪ねる時間がなくても手っ取り早く好みの器を探すことができてとても便利です。
唐津焼には絵唐津、斑唐津、朝鮮唐津、三島唐津など、技法や用いる釉薬によっていくつかの種類に分けられますが、私はその中から、斑唐津と朝鮮唐津で大いに迷った挙句、斑唐津のコーヒーカップを買いました。
砂気の多くやや粗い土に掛けた藁灰釉の白濁色がムラに焼き上がった景色がなんともいい感じです。

「一楽、二萩、三唐津」などと言われ、茶人に愛される唐津焼。
私もようやく珈琲碗で揃えることができました。
(左から萩焼、信楽焼、唐津焼)
本来は抹茶碗などの茶器を指している言葉ですが、珈琲碗を集める私にとってもやはりこの三窯は憧れだったんですよね。
茶碗にしても珈琲碗にしても、やきものの魅力は共通ということなんですかねぇ。