天空の城(2) | Archive Redo Blog

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DBエンジニアのあれこれ備忘録

立雲峡から雲海に包まれた竹田城跡の幻想的な姿を満喫した後、その竹田城跡にも登ってみました。


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天守台から南千畳方向。

山頂に到着したのは8時40分くらいでしたが、まだ雲海が見られました。


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天守台から北千畳方向。

雲海がはるか遠くまで広がっています。


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朝霧の雲海の上にわずかに顔を出すこの山の高さ、絶妙ですね。

わずか350m余り、麓から車で10分、駐車場から山頂まで10分。

その気になれば麓から歩いて登るのも造作ない高さでありながら、この絶景。

春には桜も楽しめますし、可能なら家を建てて住みたいくらいです。


ここに城を建てた大名も、そんなことを考えたんでしょうかねぇ?

近世的な総石垣の城郭でありながら、包囲されればあっという間に干上がってしまいそうな前時代的山城であるというところに、戦略的価値とは別の意図があったのではないかと考えてしまいます。


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400年経っても当時の姿をほぼそのまま残す石垣もすばらしいですね。

この険峻な山の頂に、これだけ大規模な縄張りで、かつ複雑な構造の石垣を築き上げた近江穴太衆の技術力の高さには驚かされます。


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と、景色を楽しみつつ、歴史に想いを馳せつつ、1時間ほどウロウロとしていたら雲海はすっかり消えてしまいました^^

雲海が消えても、いい眺めですね。


そういえば、この竹田城の下には国道312号線と播但道が通っているのですが、両道路ともスキーに行くときに何度も通っているんですよね。

にもかかわらず、これまで竹田城のことは全く気にも留めていませんでした。

そういうときは、目標に向かって身も心もまっしぐらですから、そんなものかもしれませんが、なんかもったいないことしてきたなぁ...なんて思ってしまいます^^ゞ


また、機会があれば、季節を問わず、ふらっと登ってみたいと思います。