天空の城(1) | Archive Redo Blog

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DBエンジニアのあれこれ備忘録

晩秋の好天の日曜、朝来市にある竹田城跡を見に行ってきました。

この竹田城跡は標高350メートル余りの山の頂にある山城で、秋から冬にかけてのこの時期、よく晴れた朝に周辺の盆地一帯に朝霧が発生し、雲海に包まれます。

その姿が天空に浮かぶ城のように幻想的だということで、一度見てみたかったんです。

朝来市観光情報HPによると、雲海が発生しやすい条件は以下のとおりだそうです。

  • 日本海に高気圧の中心があること
  • よく晴れていること
  • 朝方と日中の気温の差が大きいこと
  • 風が弱いこと

天気予報を確認するとこの日はこれらの条件にあてはまりそうだったので、夜中のうちに家を出て、竹田城のビューポイントのひとつ、立雲峡に向かいました。

すると...

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はい、出ました! バッチリです。

道中、丹波篠山あたりで霧が出始めたので、その時点で確信していたのですが、思惑通りですね。


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盆地一帯に広がる雲海の中にぽっかりと浮かぶ竹田城跡...幻想的です。

欲を言えば、もう少し上まで雲海が出ていれば、なおよかったんですが、はじめて来てそんな贅沢は言えません。


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東の空から日が昇るにしたがって刻々と表情を変えていく雲海と竹田城跡。


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背後の山から徐々に日が当たり始め、やがて竹田城の石垣が朝日に照らされて輝き始めます。


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望遠で寄ってみると、天守台には人がびっしり。

あちらはあちらで雲海に包まれた竹田城跡を楽しんでいるようです。


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それにしてもこの雲海に包まれた竹田城跡、かなり有名なんですね。

この日、立雲峡の駐車場に着いたのは、夜明けの1時間ほど前なのですが、もうその時点で駐車場は一杯。

そして、降りてきたらさらに人が増えており、駐車場近くの開けた場所には御覧の通りのカメラの方列。

それなりに人はたくさんいるだろうとは思っていましたが、ここまで多いとは思っていませんでした。

それだけ人を魅了する風景だということなんでしょうね。


ただ、(私も今回そうしたのですが、)せっかく見るなら、やはり少しでも上に登ってみた方がいいみたいです。

上に登り高さを稼ぐと、奥行き感と言いますか、より立体的に雲海に包まれる竹田城跡を見ることができます。

理想的なのは、夜明けの1時間ほど前に到着し、それから数十分かけて上に登ってポイントを探し、夜明けから景色を楽しむという感じでしょうか。

もっといい条件の時を狙って、またチャレンジしてみたいと思います^^