考えよ! ――なぜ日本人はリスクを冒さないのか? (角川oneテーマ21 A 114)/イビチャ・オシム- ￥760
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ワールドカップを目前に控えた今、オシム氏が日本サッカーに送るメッセージです。
私のような素人が読んだところで、日本のサッカーがよくなるわけではないんですが、最近、この手の本をついつい読んでしまいます。
この本を読んで改めて思うのは、オシム氏が世界のサッカー事情に非常に精通していることはもちろん、日本のサッカーについても、プレーだけでなく、日本人の特質、日本サッカーを取り巻く環境、組織、育成システムなどについても非常によく勉強しているということ。
その上で、日本代表監督就任時には、「日本のサッカーを日本化する」ことを目標に掲げていたわけですが、オシム監督のまま今日を迎えていたら、どんな日本代表になっていたでしょうか？
まぁ、それはともかく、オシム氏自身は日本人には日本人の監督がよいのではないかという持論だそうですが、素人目には、現時点ではやはり世界と互角に渡り合えるような日本のサッカーのスタイルを築くには、オシム氏のように世界を知り、日本を知る外国人監督の方がいいのではないかなどと思ってしまいます。