秋の紅葉を一度見てみたかったんです。
スキーではもう10回以上訪れていると思うんですが、それ以外の季節に来たことがなかったんですよね。

しかし、この日は麓では早朝から晴れていたのですが、山のほうにはちょっと厚めの雲が...
長野方面を望むと青空も見えているので、そのうち雲も取れるのではとの希望的観測のもとに、とりあえず横手山方面と一の瀬方面の分かれ道、蓮池あたりまで行ってみたのですが、国道を登って行くうちに、パラパラと雨まで降りだしました。
旅行に行くと、絶対、どっかで雨に降られるよなぁ...^^;
と自分の雨男ぶりにうんざり。
それでも、しばらく様子を見ていると、雨がおさまり、雲の切れ間から太陽も顔を出すようになったので、まずは周辺を散策。

こちらは蓮池。

こちらは一沼。
曇っているので、あまり色鮮やかには見えませんが、赤、黄、緑となかなかきれいに紅葉しています。
蓮池周辺を散策した後は、横手山方面へ。
冬期は通行止めとなる横手山より上、渋峠を越えて草津へ至るルートを通って、白根山まで足を伸ばし、湯釜を拝むつもりでした。
ところが、今度は曇り空どころか、濃霧です。
横手山のスキー場を過ぎたあたりから次第に霧が濃くなり、渋峠あたりまでくると視界は10メートルもありません。
それでも、「そのうち...」との希望的観測のもと、どこをどう走っているのかもよくわからないままに白根山まで行き、駐車場から湯釜が見える場所まで歩いて登ってみたのですが...

湯釜の湯気で何も見えません!
いや...濃霧で何も見えません!

おまけに、周辺の樹木には霧氷がびっしり。風も強く寒いのなんのって...
気温は0℃。体感温度はそれ以下です。
昨日だったら晴れていたのかなぁ?
まったくついてないなぁ...
しかしまぁ、また来ればいいんですよ、また来れば...
と、無理矢理納得させて、引き返したのですが、霧はさらにひどくなっており、行きにスルーしてきた蓮池より上の紅葉スポットはすべて霧の中。
結局、ほとんど紅葉を見ぬままに山を降りることになってしまいました。

帰り道でただひとつ収穫だったのは、この澗満滝でしょうか。
スキーのときには全く気にも留めなかったのですが、国道沿いの駐車場に車を止めて、ほんの100mほど歩くだけでこんな滝が見れるんですね。
とまぁ、今回はあいにくの天候でほとんど満足に紅葉を観ることはできませんでしたが、またいつかリベンジしたいと思います。