
まずは、明日香のシンボル的遺跡、石舞台古墳です。
巨石が積み重ねられた姿は圧巻です。

裏に回ると石室内部に入ることができます。

内部はこんな感じです。
半地下になっているので、結構、天井が高いんです。
この石舞台古墳はだれの墓なのかは不明ですが、蘇我馬子の墓であるという説が有力なんだそうです。

つづいては、石舞台古墳から丘を下ったところにある橘寺です。

こちらは聖徳太子の生誕の地として有名です。

本堂には「聖徳太子像」をはじめ、多くの仏像が祀られています。
手前の馬の像は、聖徳太子の愛馬黒駒像だそうです。

本堂横には飛鳥時代の石造物、二面石があります。
人の善悪二相を表すそうです。

境内では芙蓉の花が見頃となっていました。
芙蓉はハイビスカスの仲間だそうですね。

橘寺の後は、この亀石の前を通り、高松塚古墳へ向かいました。

高松塚古墳の墳丘は壁画・石材の解体・修理作業のため、こんな状態になっていました。
解体された壁画・石材は修理施設にて修理中。
古墳のそばにある壁画館では、壁画の模写を見ることができますが、まるで模写技術の腕を披露する模写コンテスト会場といった印象でした。
この高松塚古墳の現状...
なんだかとてもむごたらしく思えます。
発掘と盗掘の何が違うのか、私にはよくわかりません。