やっぱり、安直にお彼岸だから彼岸花?
彼岸花ならそこらへんにも咲いているのでお手軽です。
でも、どうせなら彼岸花が咲き乱れているようなところがいいですよね。
そこで、ネットで調べてみると、近場では奈良の明日香村の棚田の彼岸花がすごいらしいことがわかりました。
明日香村なら1時間ちょっとで行けます。
ということで、お彼岸前の週末に早速行ってみました。

石舞台古墳から南へ1kmほど行ったところ、稲渕の丘陵地に広がる棚田の畦に彼岸花が咲き乱れております。

まだ青い稲に彼岸花の赤が映えます。
棚田の曲線が織りなす模様も美しいですね。

彼岸花は赤が大半ですが、

黄色もあります。

白もあります。

また、明日香村ではこの時期、彼岸花祭りが開かれるそうですが、そのイベントの一つとして、棚田を散策する道沿いで「案山子コンテスト」が行われており、昔話のキャラクターからせんとくんまで、いろいろと趣向を凝らした案山子が訪れる人たちを楽しませてくれています。
しかし、さすがにこれだけ彼岸花が咲き乱れる棚田は他になかなかないのか、予想以上に人が多くて驚きました。
特に多かったのはアマチュアカメラマンたち。
ごっついレンズをつけた一眼レフを抱えたおじさん、おばさんを軽く100人以上は見かけました^^;
ただ、このあたりには駐車場がほとんどないのに、安易に車で乗り付けてそこらじゅうに路駐して写真を撮ったり散策したりしている人がかなりいたのにはねぇ...ちょっと呆れました。
対向車がすれ違えないような細い道では、ちょっとした渋滞も起こっていましたし...
面倒でも車は近隣の駐車場に止めてきてほしいものです。

ちなみに私は石舞台古墳の前の駐車場に車を止め、車に積んできた折りたたみ自転車で散策しました。
明日香村では名所旧跡が広範囲に散らばっているので、自転車が便利なんです。
しかし、この折りたたみ自転車、見た目はいいんですが、最近全然乗っていなかったし、メンテナンスもろくにしていないので、もうボロボロ。
変速機のケーブルが破断していて、変速が全く効かず。
しかも、一番ハイギアに固定されてしまっていたものだから、上り坂がもう大変でした^^;
オーバーホールに出した方がよさそうです(笑)