彦根といえば、彦根城。
姫路城、松本城、犬山城とともに国宝四城の1つです。

天守は小ぶりな三層天守ですが、様々なパターンの屋根が組み合わされた外観が特徴的で、解体修理こそ行われていますが、当時のままの美しい姿を誇っています。
ただ、当時のままであるがゆえに、見学に適した内部構造とはなっていません。
内部の見学には直角に近い階段を上り下りしなければならず、子供やお年寄りは苦労していました^^;
彦根城は小ぶりな天守の割には、城郭がかなり立派ですね。

天守がそびえる彦根山を中心に、中濠があり、

内濠があり、

廊下橋を中心に左右対称、天秤のような形をした天秤櫓など、多数の櫓や門が連なる重厚な作りです。

彦根城の北側には玄宮園という大名庭園もあります。
先日訪れた後楽園などと比べると小規模ですが、近江八景を模した池を中心とした美しい庭園です。
この彦根城は、関ヶ原の大功によって佐和山城主となった井伊直政が築城を計画し、以後井伊彦根藩14代に渡る居城ですが、天守は大津城から移築されたものと言われており、その他の櫓や石垣の資材も廃城となった長浜城や佐和山城から転用したと言われているそうです。
これだけの城を一から建てるのは相当お金も時間もかかるということなんですね。
ところで...彦根城と言えば、「ひこにゃん」ですが、残念ながらこの日はお目にかかることができませんでした。

どうやら非番の日だったようです。
「ひこにゃん」に会いたい人は事前にスケジュール をチェックしておいたほうがいいようです^^;
(しかし、「井伊直弼と開国150年祭」とは...ちょっと無理矢理感がありますね^^;)
さて...
彦根の後は、近江八幡にでも寄ろうかと思っていたのですが、彦根城を巡るのにかなり体力と時間を消耗したため、あきらめました。
夏の18きっぷの旅は、1日3箇所くらいがちょうどいいみたいです。