知らなかった! 驚いた! 日本全国「県境」の謎 (じっぴコンパクト)/浅井 建爾- ¥800
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明治維新の頃、廃藩置県によって誕生した「県」という行政単位。
廃藩置県の時には三府三百二県もあったそうです。
現在の四十七都道府県となったのは、1972年の沖縄返還のときのことで、そこに至るまでには幾度となく統廃合が繰り返され、その過程では県境を巡って様々なドラマが繰り広げられていたんですね。
しかも、いまだに県境未定地が二十三都県に存在すると言います。
そんな県境を巡るトリビアを集めたのがこの本です。
子供の頃、どんな教科書よりも地図帳が好きだった人にオススメです^^
しかしまぁ、たかが県境とはいえ、いろいろあるもんですね。
いざこざが起こるケースの多くは何らかの利権がらみ。特に漁業権を巡る争いは熾烈です。
県境ですらこれだけもめるのですから、北方領土、竹島、尖閣諸島...国境問題が一筋縄でいかないのは当たり前ですよね。