ざっくり分かるファイナンス | Archive Redo Blog

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DBエンジニアのあれこれ備忘録


ざっくり分かるファイナンス 経営センスを磨くための財務 (光文社新書 297)/石野 雄一
¥756
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タイトルの通りの企業のファイナンスに関する入門書です。


数式が出て来ると軽く脳が拒絶反応を示しますが、あまり深いところまでは踏み込み過ぎず、要点がうまくまとめられており、非常にわかりやすい本です。


まさしく”ざっくり”分かるといった感じです。



ファイナンスというのは、投資の決定、資金の調達、配当政策の3つの意思決定に関わる、経営の舵取りをする上で重要なツールです。


また、このファイナンス、経営者だけでなく、投資家にとってもその企業が投資するに値するかどうかを判断する上で重要なツールでなんですね。


今まで、常識と思っていた投資判断基準が実は必ずしも正しいとは限らなかったりと、目からウロコな話も結構あり、興味を持って読むことができました。



そう言えば、私も投資先の企業の事業報告書などを見る際、損益計算書や貸借対照表のサマリー程度には目を通すことはあっても、キャッシュフロー計算書についてはいまいちその重要性が理解できず、右から左へ受け流すだけでしたが、これからはもう少しファイナンスにも注目したいと思います。