栽培技術の向上などによって、最近は季節を問わず欲しい野菜が手に入るようになり、野菜から感じる季節感が薄れつつありますが、それでもやはり夏になると夏野菜が店頭に多く並びます。
そんな夏野菜を活かした料理は数多くありますが、洋風なものでは南仏生まれの夏野菜の煮込み料理「ラタトゥイユ」が結構好きです。
私流のレシピは以下のとおりです。
【材料】
なす 2本
ズッキーニ 1本
赤パプリカ 1/2個
黄パプリカ 1/2個
たまねぎ 1個
ホールトマト 1缶
以上の材料を1cm角程度の大きさに切り、なすは素揚げ、ズッキーニは軽く茹でて火を通しておきます。
そして、オリーブオイルで玉ねぎを透明になるまで炒め、さらにそこにパプリカを加えて炒め、ホールトマトを加えて少し煮込みます。(ここでタイムを数本入れると独特のいい香りがつきます。)
最後になすとズッキーニを加え、塩で味を整えてからさらにしばらく煮込んで出来上がりです。
味付けは塩のみで非常にシンプルなのですが、夏野菜の旨みたっぷりで非常においしいです。
これをアツアツのうちに食べてもいいのですが、暑い夏にはこれを冷やして食べるのがまたいいんです。
また、そのまま食べる以外に、パンに載せてチーズを載せて焼いて食べたり、ソテーした魚にソース代わりにかけて食べたりと食べ方にも応用が利きますので、多めに作って冷蔵庫にストックしておくと何かと重宝します。
さて、上記レシピでパプリカを1/2個としていますが、残りの1/2個はナス、ピーマン、カボチャとあわせて素揚げして、黒酢とめんつゆに漬けこんで南蛮漬にしてみました。
これもまた夏野菜をさっぱり食べれていい感じです。