リスナーログファイルにはリスナーへのアクセス情報が出力されます。
リスナーログファイルは使用ユーザー数の少ない環境であれば、それほど大きくはなりませんが、それでもずっと放置しておくとそれなりに大きなファイルになります。
そのため、定期的に削除するほうが望ましいのですが、リスナーログファイルはアラートログファイルなどとは違って、リスナープロセスに常時つかまれているため、リスナープロセス起動中には削除することができません。
リスナープロセスを停止してもいい環境であれば、以下のようにリスナープロセスを一旦停止し、
C:\>lsnrctl stopそのあと、リスナーログファイルを削除し、
C:\>del c:\oracle\ora92\network\log\listener.logリスナープロセスを起動すればいいのですが、
C:\>lsnrctl startリスナープロセスを停止できない環境では、以下のようにリスナーログファイルの名前を変更し、
C:\>lsnrctl set log_file listener_yyyymmdd.log元のリスナーログファイルを削除するという方法をとる必要があります。
C:\>del c:\oracle\ora92\network\log\listener.log