住民基本台帳カード用ICカードリーダライタ | Archive Redo Blog

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住民基本台帳カード の電子証明書を読み込むためのICカードリーダライタをようやく手に入れました。


”ようやく”というのは、その辺の家電量販店ですぐ手に入ると思っていたら、実はそうじゃなかったからです。


まず、住民基本台帳カードを作ったときに適合性検証済ICカードリーダライタ一覧というのをもらったんですが、30~40機種あるなかで、Windows XPのSP2に対応したものがたった3機種しかありません。


XPのSP2を入れるとソフトや周辺機器の動作など何かと問題になることが多いみたいですが、ICカードリーダライタも同じなんですね。



でもまぁ、ヨドバシに行けばあるだろうと思い、仕事帰りに寄ってみました。


まず売り場の中で置いていそうな場所をくまなく探してみたのですが、ICカードリーダライタなんてものは1つも見あたりません。


店員に聞いてみても最初のリアクションは「...」。


固まってしまいました。


どうもICカードリーダライタってものは一般にはまったく浸透していないようです。


業務用の特殊な機器という認識なんでしょう。


それでも、固まっている店員に前述の一覧表を見せて調べてもらったら、日立のSMARTCARD READER/WRITER HX-520UJ というやつが奥の方から出てきたのですが、一覧表ではXPのSP2未対応になっています。


動くかもしれないですがやっぱり不安なのでその場では購入するのをやめました。

(後々メーカーのHPで調べたらSP2対応済となっていましたが...)



で、家に帰ってからどこか売っているところはないかとネットで調べてみるとビッグカメラ で結構たくさん扱っているということがわかりました。


ビックカメラ.comでも商品ジャンルに[パソコン周辺機器]-[公的個人認証 ]なんてのがあります。


しかも住民基本台帳カードと公的個人認証サービスについてやけに詳しい解説まであります。


妙なところに力を入れているんだなぁ^^  


まぁそれはともかく、ヨドバシよりもICカードリーダライタはたくさん扱っていて、その中にはXPのSP2に対応しているSHARPの接触型ICカードリーダライタ RW4040 ってのもありました。


で、後日難波に行ったときにビックカメラに寄ってみたのですが、あいにく在庫切れ...


「お取り寄せになります。」なんて言われましたが、ICカードリーダライタごときのためにわざわざ難波まで行くのも面倒だったのでここでも購入を断念。


結局ネットで購入しました。



さて、セットアップですが、ICカードリーダライタのセットアップは至って簡単です。


ICカードリーダライタをパソコンのUSBポートに接続し、付属のCDからドライバをインストールするだけ。


でもこれだけだと何の意味もありません。


ICカードを読み込んで、利用するソフトを入れなければ...


で、住民基本台帳カードを作ったときにもらった「公的個人認証サービス利用者クライアントソフト」ってのをインストールしました。


そして、インストール後に「公的個人認証ユーティリティ」を起動し、接続したICカードリーダライタを設定。


これで、ICカードリーダライタから電子証明書を読み取ることができるようになるわけです。



で、試しに住民基本台帳カードをICカードリーダライタに挿入して、「証明書表示ツール」というのを起動して先日発行してもらった電子証明書の中身を表示してみました。


確かに先日発行してもらった電子証明書の写しと同じ内容が表示されています。


といっても表示してしまえばタダの個人情報なんですが(笑)


まぁ、一応これが暗号化されてICカードに埋め込まれているということですね。



さて、これで(本来の目的である)e-Tax で使う電子証明書とそれを読み取るICカードリーダライタが準備できたわけです。


次はいよいよe-Taxのインストールと利用です。




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