知らなかった...こんなアルバムがあったとは。
The Allman Brothers at Fillmore East 。
私がこのアルバムに出会ったのは十数年前ですが、それはもうとてつもない衝撃を受けたものです。
デュアン・オールマンとディッキー・ベッツのツインギターとグレッグ・オールマンのオルガンが織りなす南部の泥臭くブルージーなメロディーラインにベースとツインドラムが音に厚みを加える...
その見事なインタープレイと圧倒的な迫力にグ~ッと引き込まれてしまうのです。
まさに”酔う”というような感覚でしょうか。
ロック史上最高のライブアルバムと称されることも多いこのアルバムですが、私の中でももちろんロック史上最高のライブアルバムです。
そんなFillmore Eastに、な、な、なんと再編集版があったのです。
それがThe Fillmore Concerts です。
オリジナル版に収録できなかった未発表テイクを追加するなど、プロデューサーのトム・ダウトが最新技術を使ってリミックス・編集したものだということなんですが、随分前にリリースされているのにまったく知りませんでした...
もちろん、発見したからには即購入。
オリジナル版に未収録の曲もうれしいですが、音質がよくなっており音の厚みと臨場感が増しているのが何より素晴らしい!
もうこれは”酔う”どころの騒ぎではなく、”泥酔”してしまいそうです^^;