今度はルスツのスキーのお話。
ルスツリゾート はMt.Isola、East Mt.、West Mt.という3つの山にまたがる北海道でも最大規模のスキー場です。
(写真はMt.Isolaからホテル・West Mt.方面の眺望)
コース数は37コース、総滑走距離42kmもあり、1日かけてやっと全部を滑りきれるかというくらい広大です。
コースバリエーションは、フラットな中斜面のロングコースが中心で、そこに上級者向けの急斜面、コブ斜面、初級者用の緩斜面が適度にちりばめられているといった感じになっており、レベルを問わずに楽しめるスキー場です。
おまけに眺望もいいんです。
天気のいい日には南には洞爺湖や有珠山、昭和新山、太平洋が望め、西には蝦夷富士と呼ばれる羊蹄山やニセコの山々も望めます。
(写真はMt.Isolaから洞爺湖、太平洋方面の眺望)
そんなルスツリゾートのスキー場を、今回は3日間に渡って楽しみました。
初日はホテルの目の前に広がるWest Mt.で軽くナイターを楽しみ、2日目は広大なMt.IsolaとEast Mt.を滑り倒し、3日目は再びWest Mt.で軽く滑って締めたのですが、いや~、かなり疲れました^^;
普段滑っている本州のスキー場と比べると1本1本の滑走距離が長いのなんのって...
しかも、一緒に行った面々が滑るの超速いし、1~2kmをノンストップで滑っちゃうし...私も決して滑るのが遅いわけではない...むしろ、並みのスキーヤーよりも断然速いのですが、如何せん板がスノーブレード(99.9cm)なもんで...速く滑るにも限界があるんです^^;
それでもなんとかみんなのスピードについて行こう、いや、追い抜いてやろうと無理にスピードを出すと、雪面のギャップを拾いまくって板がバタバタと暴れだし、宮崎アニメに出てくるオンボロメカさながらに分解してしまいそうになります。
それを宮崎アニメの主人公さながらに歯を食いしばって力で押さえ込みながら耐えていると今度は太ももがパンパンに張ってきます。
さらに長い緩斜面では失速を防ぐためにスピードスケートのごとく両手を大きく振ってスケーティングをして息を切らし、とどめに超ロングコブ斜面でもうヘロヘロ...
やはり、北海道の広大なゲレンデを高速クルージングするには普通の板が必要なのかな(笑)
しかし、それほど疲れるまで滑れるというのは、それだけいいコンディションで快適に滑れているということでもあります。
特にルスツの場合、コブ斜面が滑りやすいのがうれしいですね。
本州ではコブと言うと、深くえぐられていてしかも硬いという印象が強いですが、ここのコブは深くえぐられていても非常に柔らかくて滑りやすいんです。
おかげで、まともにコブを滑れない私が、それなりに滑らかに滑れたりして自分でもびっくりしたりします^^;
ここでうまく滑れたからといって、どんなコブでも克服できるようになるとは限らないですが、これをきっかけにもう少しコブを滑れるようになるといいのですが...^^ゞ
【関連エントリ】
2006/01/28 (土)~30 (月) ルスツ(1)
2006/01/28 (土)~30 (月) ルスツ(2)
2006/01/28 (土)~30 (月) ルスツ(3)