まもなく5年半にわたる小泉劇場に終止符が打たれます。
小泉政権に対する評価は評価する人の立場によって様々でしょうが、個人的にはもっと大胆な改革を期待していただけに、終わってみれば何だかとても中途半端だったような気がします^^;
ただ、改革の土台はある程度築けたと思うので、次の政権に期待したいところです。
その次の政権の首相となることが確実視されているのが、今日自民党総裁選への出馬を表明した安倍官房長官なわけですが、人気があることは知っていますが、その政治理念などについては実はよく知りません^^ゞ
ということで、少し前に「美しい国へ 」という新書を読んでみました。
この本、読む前は出版時期が時期だけにマニフェスト的な本なのかと思っていたのですが、読んでみるとそうではなく、安倍晋三という政治家の根っこにある日本という国への思いを綴ったものだったんですね^^ゞ
故に、安倍政権になったら具体的に日本が、我々の生活がどう変わっていくのかというところまではイメージできませんが、思っていたよりは強い信念を持った政治家であるということは理解できました。
プロの物書きではないので、多少脈略がなく、まとまりにも欠ける内容ですが、安倍さんという人が政治家としてどういう人間であるのかを手っ取り早く理解するにはいい本ではないでしょうか。
しかし、その信念は概ね理解できるものの、どこまで具体的な政策として実現させていけるでしょうか?
どれだけ「美しい国」に近づけるでしょうか?
安倍さんのリーダーとしての手腕が問われるところですねぇ。