しかし、Standard Edition では、それらの機能を使ってみようとしても使えないことが多いのです。
例えば、適切な REDO ログファイルのサイズを知るために「 REDO ログファイルサイズアドバイザ」の機能を使おうと思い、FAST_START_MTTR_TARGET初期化パラメータの値を変更しようとすると、
ORA-02097: 指定した値が無効なので、パラメータを変更できません。というエラーメッセージが出ます。
ORA-00439: 機能は使用可能ではありません: Fast-Start Fault Recovery
オラクルマスター教科書には、どの機能がどのエディションで使えるかということは一切書いていないんですよね。
確かに試験ではどのエディションで使える機能なのかを問われることはないので、試験対策には必要のない情報なのかもしれませんが、実際にこれを見て新機能を使ってみようトライし、やっぱり使えないことがわかるとかなりがっかりします。
こんなときには、日本オラクルのホームページある「各エディションで使用可能な機能 」を見れば、どのエディションでどの機能が使えるかが一目瞭然のようです。
(それでも上記の「REDO ログファイルサイズアドバイザ」など、機能によっては使えるのか使えるのかよくわからなかったりすることもありますが^^;)