Life After OMA -19ページ目

derek lam boutique by SANAA

先々週、Sanaaがデザインしたブティックがオープンしたので見に行ってきました。

New Museumに続き、ニューヨークでは2作目ですね。

このブティックはSohoの南に位置し、あと1ブロックでチャイナタウンというロケーション。あまり、いい雰囲気の場所ではなかったんですが、最近Mujiや家具屋さんにTop Shop等、色々お洒落なお店も進出してきて、今Sohoの注目スポットになりつつあるような場所です。Sanaaのブティックの真横にはJil sanderがお店をオープンしたばかりです。

今回は既存の建物の内装をデザインするというお仕事だったみたいです。僕は今回の作品かなり彼らが求めてるものの究極のところに辿り着いたのではないかと思うのですが。

Sanaaの特徴の1つはディテールの極みですよね。部材の大きさをミリ単位で勝負したり、ジョイントのごちゃごちゃした部分を見せない様にして、すっきりした空間を作ったりします。

ファーサードコンサルタントのFront Incで働いてる友達が、彼らは模型をそのまま建物にしてしまうって冗談で言ってました。その通りだと思います。

これ簡単な事の様で、かなり難しい事なんです。

以下の画像を見て下さい。(お店の中では写真を撮れなかったので、画像はdesignboomさんから拝借してきました。)

オマな日々
店内の平面図です。



オマな日々

オマな日々

オマな日々


全く、ジョイントやフレームが無いのにお気づきですか?

これこそ、究極のディーテール。 No Detailsです。

巨大なアクリル板を熱で曲げて、地面にそのまま置いてあるだけなんです。アクリル板もそれなりに厚みがあるのでサポートなしで立っています。ボルトで固定してしまうと建築物になってしまうんですが、今回何も固定していなかったので、このアクリル板を家具として市に申請してるんでしょうね。

今迄にインスタレーション等で、曲げたアクリルを置くだけみたいな事は見た事がありましたが、このサイズでやり遂げるとは目

たまたま搬入する瞬間を目撃したので、パシャッと!!

オマな日々

どうやって中に運び込むのかと思って見てたんですが、PVCパイプをしたに敷いて、上にアクリルを載せてコロコロ転がして搬入してました。めっちゃローテクガーン

凄いのが天井迄のは隙間が数センチだけしかない。

けど、考えたものだと思います。アメリカでの職人の技術とは目を覆いかぶせたくなる位酷いものです。New Museumでは施行を彼らが管理する事が出来なかったってい話ですが、確かにあれは酷いディテールです。その経験からなんでしょうか?Shopでmanufactureしたものを運んで来て置くだけでしたら、図面で描いたものがそのまま出来上がるわけですから。

流石Sanaaといったところでしょうか。





swine flu (豚インフルエンザ)

昨日親から電話がかかってきました。

簡単に言うと、最近忙しくて全くブログも更新していないし、連絡も取っていなかったので豚インフルエンザにでもかかっと思ったのでしょう。実際、少し風邪をひいて仕事場では、豚インフルエンザ感染者扱いでしたけど(笑)

全く元気ですグッド!

豚インフルエンザ、英語で書くとswine flu。スワイン・フルーと呼びます。
swine が家畜の豚の意味で、fluがインフルエンザです。

僕はpiggy flu(豚ちゃんフルー)と読んでいます。


最近、日本では僕の出身の大阪でもカナダ帰りの高校生が感染しただの、感染者が6000人を超しただの、日本の集客施設ではマスクを配るだのという記事を目にします。これ、正直に言って騒ぎ過ぎでないの?

僕はニューヨークのクイーンズに住んでますが、ここまさにアメリカでの豚インフルエンザの発生源の1つなんです。

だ~~~~れも、マスクつけてませんえっ

アメリカン人って鈍感なんでしょうか、日本人が過剰に反応し過ぎなんでしょうか?
僕的には、この中間がいい反応の仕方だと思うんですが。







やっと

先週の日曜日にやっと、今年に入ってから関わっていたプロジェクトが一段落しました。

毎月、毎月、ニューヨークやヨーロッパで大きな打ち合わせがあるもんだから、その度に俺たちは徹夜。

今回の締め切りも2週間前から朝の6時帰りの午前様。最後の二日間は地獄の2日間連続徹夜。30になってするもんじゃないですよね。もちろん、1日に1、2時間程の仮眠はとりますよ。椅子を並べて、こんな感じでガーン

オマな日々
参考までに、これは僕じゃなくてインターンの子です。


徹夜のあと日曜日に締め切りを迎えました。同僚を見送ったあと、家に帰って寝るのが普通ですが、ここ最近1週間雨が降り続けていたのもあり、久々の天気の良さにブライアントパークに行き、公園の芝生の上で3時間程寝てました。

オマな日々
42nd streetと6 Aveの一角にあるニューヨークのど真ん中の公園です。椅子やテーブルが置かれていて、市民の憩いの場として親しまれています。


目を覚ますと、10メートル程離れた隣にホームレスの方もお昼ね。3日間家に帰ってない僕は、髭が生えて、髪の毛もボサボサ。周りからみたら、きっと僕もホームレスにみられていたのでは・・・ガーン

curbed

curbed (ニューヨークを中心にした建築関係のブログ)に関わったプロジェクトが掲載されていたので、ここにちょとリンクを張っておきます。

ここからどうぞ。

Prada Transfomer

先日、Prada Transfomerのプロジェクトがプレスリリースされました。

オマな日々
韓国で行なわれるプラダのショーの為のパビリオン。


レムのインタビューもPrada Transfomerの公式ウェブサイトで視聴出来ます(英語)。

これ必見!!字幕も出るので英語を聞く人の苦手な人も、理解出来ると思います。

今日、ファッションとアートと建築の間の垣根が低くなり、お互いにインタラクト(交流)する機会が増えてきた。Prada Transfomerはその3つの分野を1つの建物に中に入れて、建築的観点からそのインタラクションをより活性化させる為のパビリオンだって事をレムは言ってます。

あと、このパビリオンは現在建築界の流行であるブロブ(Blob)に対してのアンチテーゼ的な物だとも言っています。シャネルのZaha Hadidによる移動美術館なんかはブロブのいい例じゃないでしょうか?
オマな日々
シャネルの移動美術館

今回のパビリオンはそれぞれの面が円、長方形、十字、6角形で構成された4面体を、クレーンを使ってクルクル廻して使うという物。それぞれの面が、それぞれのプログラムに適した構成になってるという事です。


例えば、

オマな日々
長方形が下にあるときはシアターとして。


オマな日々
円が下のときはファッションショー


オマな日々
十字が下のときは美術展

といった感じです。


簡単な構造なんですけど、複雑な構成です。

しかも、これをクルクルまわす時ってクレーンを4台も使ってまわすという大掛かりな作業が必要になってくる。最初はここまでする必要があるのかどうか疑心暗鬼だったんですが、クルクルまわす動画を見たら一気に気に入ってしまいました。

なんか、めっちゃ可愛い動作なんですよ。合格

その動画も公式ウェブサイトで見れます。